スリングショット (パチンコ) の進化形 ポケットショット ペットボトルとゴム風船で自作も可能

2019年4月24日


via thepocketshot.com

狩猟の自由は誰にでもある

スリングショット (パチンコ)は最も原始的な狩猟道具または投擲武器として今なお存在しています。

もちろん当時は伸縮性のあるゴムがなかったので、遠心力を使って小石を飛ばしていました。

私もY字型の持ち手にゴムチューブが取り付けられた子供用のパチンコ玩具で遊んだ経験があります。

このスリングショットですが実は法の隙間をかい潜り、威力のわりに許可証が無くても所持できる貴重な道具です。

狩猟道具としても自由猟法に該当するので狩猟免許が無くても誰でも合法で狩猟が可能だということです。

ただし狩猟法に準じて猟期・猟場・狩猟対象の動物の種類や数は守る必要があります。

スリングショット猟などで検索するとより具体的な方法が掲載されています。

スリングショットで猟?狩猟免許なしでいける「自由猟法」って? – 吾輩はプアである。

投擲武器としても銃刀法には当たらないので目的があれば持ち歩いても問題ありません。

しかしナイフやマルチツールと同様に理由なく持ち歩くと軽犯罪法に引っかかる可能性があります。

まだ法整備が未熟で警官のさじ加減ひとつで捕まえられるグレーゾーンなため無闇に持ち歩くのは止めましょう。

動物愛護の観点からも即死させるだけの威力がある道具を使用し、食料調達以外の無意味な殺生は避けるべきだと思います。

ポケットショット

従来のスリングショットはゴムチューブを引っ張りその反動を利用しますが、どうしても上下にブレやすいという欠点がありました。

そんな射撃精度を改善した進化形のスリングショットがPocket Shot (ポケットショット)という製品です。

短い筒状のプラスチックに袋状のゴムが組み合わさった構造ですが、弾を包み込むようにして引っ張るので非常に命中率が高いようです。

また小さな穴の空いたフタを取り付ければボーガンのように矢を放つこともできます。

威力もアルミ缶数本くらいであれば一度に貫通するほど強力です。

スリングショットの良いところは筒に入りさえすれば弾の種類を自由に選べるので、マシュマロを飛ばして口でキャッチするという面白い使い方もできます。

ペイントボールを使えば高価な装備が無くても簡易サバイバルゲームが出来そうです。

畳めばズボンもポケットにも入るほどコンパクトになり携帯性にも優れています。

こんな単純な構造なのに値段が4000円ほどするのでメーカーはかなり儲けてそうですね(笑)

進化形スリングショットを自作する

これなら自作している人がいるだろうと思い調べてみたらやっぱりいました。

ペットボトルのフタ及び飲み口を切り取った部分とゴム風船を利用して自作の進化形スリングショットをDIYしています。

日本で売られているペットボトル飲料よりも飲み口の直径が大きい気がしますが工夫すれば作れそうです。

何よりいい歳した大人たちが無邪気な子供のように遊ぶ姿が、いかにも陽気なアメリカ人という感じで最高です。

進化形スリングショットは薄いゴムで弾を包み込む構造上、角ばった小石などを飛ばそうとするとゴムが裂けて一発でダメになる危険があるので注意しましょう。

自作するとかなり低コストで作れそうなので、手軽にポケットショットの雰囲気を味わえるでしょう。

あと市販で売られているちょっと安めの商品は、ポケットショットの偽物らしいので品質で劣ります。