Camp Snap (キャンプスナップ) 使い捨てカメラ風の写真が撮れるミニマルなトイデジカメラ

via Camp Snap
私が子供だった頃はまだフィルムカメラが広く使われていて、さらに誰でも気軽に写真撮影ができる使い捨てカメラは人気がありました。
2024年現在、富士フイルムの写ルンですはまだかろうじて生き残っていますが、スマホやデジカメが主流の時代においては風前の灯火です。
使い捨てカメラはただ安いから人気になったわけではなく、適当に撮影してもそれなりに綺麗な写真が撮れることが大きいです。
写ルンですが発売されたのが1986年なので、近年の昭和や平成のリバイバルによって再び脚光を浴びていますが、価格は3,000円近くになり、27枚撮りで現像料金も考えるとすっかり高級品になってしまいました。
コンパクトフィルムカメラも特にアナログなものほど耐久性が高いので、昔の製品が今でも普通に使えますが、いかんせんフィルムの価格が跳ね上がっているので、こちらも厳しい状況です。

そんな時代に登場したCamp Snap (キャンプスナップ) はオンタリオ州トロント出身の元サマーキャンパーであるブライアンとメラニーによって設計されました。
家族経営の小さな会社で少量生産している商品なので、日本語で検索しても情報がまったく出てきません(笑)(2024年12月時点)
※日本でも買えるようになりました。ヨドバシカメラがわりと安い?
コンセプトは『子供たちがキャンプに持っていけるカメラ』であり、極限まで機能を絞ったミニマルなトイデジカメラに仕上がっています。
一部のインフルエンサーに注目されてからは子供向けのトイカメラというよりも、製品としての完成度を高めようという意識を感じます。
1ヶ月ほどのサマーキャンプに使い捨てカメラをひとつだけ持たせてもすぐに撮り終わってしまいますが、キャンプスナップであれば好きなだけ撮影できます。
価格は徐々に上がっていますが65ドルで使い捨てないカメラを手に入れることができます。
写ルンですを3,000円としてキャンプスナップを送料込みで計算するとおよそ4個分に相当します。
実は使い捨てカメラのほとんどがリサイクルされているので、本当の意味で使い捨てではないのですが、それでもかなりの規模です。
今の時代デジタル環境で鑑賞することがほとんどだと思うので、始めからデジタルで撮影できることは大きなメリットです。
ただしキャンプスナップは背面液晶モニターがないので、撮影した写真をすぐには確認できません。
PCやスマホにUSB Type-Cで接続することでJPEGファイルを直接参照することができます。
少し煩わしさはありますが、フィルムカメラ時代のワクワク感が味わえるので良い部分でもあります。

初期型は画質が悪くストラップ穴がなかったりシャッターラグが発生するのが不評でしたが、何度も改良されてよりスナップシューターとして使いやすくなりました。
ユーザーが操作するのは電源およびシャッターボタンとフラッシュON/OFF/AUTO切り替えスイッチくらいで、使い捨てカメラのようにフィルム巻き上げダイヤルすらないので極めてミニマルです。
好みに応じてスタンダード/ビンテージ/モノクロとフィルターを切り替えることもできますが、本体に切り替えスイッチすらありません。
光学ファインダーやファイダーすら排除されたデジカメが多いなか、素通しファインダー越しで見る風景には懐かしさがあります。
子供に持たせてもトラブルが起こりにくいようにmicroSDカードすら内蔵式になっているほどです。
盗まれたり誤って無くしてしまっても許容できるくらいの金額なので、子供に日常的に持たせてあげるのも良いかと思います。
正直スマホの方がはるかに鮮明な写真が撮れますが、たまにはスマホを持たずにカメラだけ持って写真撮影に没頭する日があっても良いのではないでしょうか。
高性能カメラとRAW現像で自分の思い通りの写真に仕上げるのもひとつの楽しみですが、ほとんどカメラ任せで不確実性を楽しむのもそれはそれで面白いです。
フィルム高騰とスマホやデジカメの高性能化の時代の中で、肩肘張らない写真を撮りたくなったら手に入れるべきカメラです。
フィルムカメラでもなく、オールドコンデジでもなく、あくまで使い捨てカメラの代替品として開発されたトイカメラなので、それを理解している人には良い相棒となるでしょう。










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