シズラー 飲み残した瓶ビールや瓶入り炭酸飲料を保存できる炭酸ストッパー兼栓抜き
via homewetbar.com
外食では当たり前のように注文する瓶ビールや瓶入り炭酸飲料も自宅では買って帰る時や捨てる時に重くて面倒なので缶ばかりという人が多いです。
しかし瓶でしか味わえない絶妙な口当たりや味の違いを求める根強いファンも存在ます。
瓶と缶では中身に違いはありませんが、飲み口の大きさや素材の違いで口に入る前に味が変化するようです。
最近では様々な海外ビールが輸入されそれらの多くは瓶に入っているので再び瓶ビールが脚光を浴びています。
瓶ビールといえば栓抜きが欠かせませんがシズラー (SIZZLER)という道具が昔から使われてきました。
日本利器工業という会社が半世紀以上も前から作り続けているロングセラー商品です。
現行品であるニューシズラーのパーケージは良い意味でレトロな味わいがあり歴史を感じるデザインです。
長い間販売されているので人によっては懐かしい印象を受けることもあるでしょう。
シズラーは栓抜きと炭酸が抜けるのを防ぐためのストッパーがセットになっており、折りたたむとかなりコンパクトになります。
栓抜きの先端にある突起は缶のプルタブなどをこじ開けるのに便利そうです。
ビールなら意外と飲み切れてしまうものですが、炭酸水だと飲み残してしまうことも多いです。
飲み残しの瓶にシズラーで蓋をしておけば、炭酸が抜けていくスピードをある程度遅らせることができます。
炭酸飲料は炭酸が抜けると途端に飲む気がしなくなるほど不味く感じるので、いかに最後まで美味しく飲めるかが重要です。
世間の瓶離れが進むことでこうした優れた道具まで存在が薄れていくのは悲しいことです。
ただし自宅で使うだけでなくそのコンパクトさを活かしてアウトドアへ持ち込めば非常に便利ですし、炭酸飲料を飲む機会が減っているわけではないのでまだまだ需要はあると思います。
瓶の飲み口部と王冠の寸法は規格化されており、ほぼ世界中の瓶に使えるといって良いので瓶がこの世から無くならない限りはずっと使えます。
いわゆるマルチツール的な製品に栓抜きが付いている場合がありますが、もし刃物が付いていると機内持ち込みできません。
シズラーであれば刃物に該当しないので機内持ち込みできるというメリットもあります。
炭酸飲料は一度に飲みきらなければならないという義務感に駆られることなく、ペットボトルなどと同じように蓋をしておけるという安心感を得られます。
たまたま立ち寄ったBARで見かけてから気になって探している人も少なからずいるはず。
裏を返せばそうしたプロユースにも耐えうる日本製を守り抜く姿勢がロングセラーに繋がっている理由でしょう。
一見地味だけど一度使ってみると無くてはならない道具になるのがシズラーの魅力です。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません
この記事のトラックバックURL
新着記事
Call of the Wild: The Angler™ Japan Reserve 架空の北海道で釣りや探検ができるシリーズ初の日本マップ拡張DLC
名作狩猟ゲームtheHunter: Call of the Wild ...市販の大豆水煮で簡単にできる自家製味噌の作り方
現代社会で味噌といえば市販されているものを買ってくる場合がほとんどですが、一昔前 ...これからの時代の道具選び 長く使えるもの・修理や補修がしやすいもの
大量生産と大量廃棄の限界 年々苦しくなる庶民の生活において、これまでのように好き ...MIL-TEC パイロットウォッチ レトロ調だけどクオーツ式なので扱いやすいミリタリー腕時計
今の時代スマホを持っていればいつでも時間を確認できますし、腕時計をするにしてもス ...ダーニング 穴が空くほど服に愛着が湧くヨーロッパで伝統的行われている補修技術
Photo by gina pina 繕う生活 あなたはお気に入りの服に穴が空い ...ピックアップ記事
カテゴリー
このブログを購読