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アトリエ ワビーサビー ホットキャンディヒーター トランギアの上に乗せるだけで温かいアルコールストーブ用コンパクトヒーター


Photo by grips-outdoor.jp

冷たい風の吹き付ける寒冷期にアウトドアをするのは楽しさもありますが、手足がかじかみやすいので温めたくなる気持ちにもなります。

最も原始的な方法としては焚き火を起こして近くで温まることですが、直火にせよ焚き火台を利用するにせよそれなりのスペースと燃料の薪が必要です。

焚き火以外の方法だと小型の石油ストーブを持ち込んだり、シングルバーナーに取り付けるヒーターアタッチメントなどがあります。

コンパクトさで言えばヒーターアタッチメントが優秀ですが、ガス缶が若干かさばる存在です。

軽量化を追求する時に避けては通れないのがアルコールストーブで、わずかな燃料でもお湯を沸かすことができ大変便利な道具です。

アトリエ ワビーサビー ホットキャンディヒーターはおそらく世界初となるアルコールストーブ用のコンパクトヒーターで、内蔵されたニクロム線のコイルをアルコールストーブの炎で加熱することで周囲を温める仕組みです。


Photo by grips-outdoor.jp

いっけん従来のヒーターアタッチメントと大差ないと思われがちですが、アルコールはとてもシビアで難しい燃料らしく、長時間の燃費を実現しながら炎の熱を遠赤外線に変換する過程を最適化するのに何度もトライ&エラーを繰り返して開発されました。

重量わずか38グラムで遠赤ヒーターを持ち歩けるのは画期的で、アルコールストーブといっしょに持ち歩いても邪魔になりません。

トランギアに8分目ほどアルコールを入れた状態で燃焼時間が約50~80分ほどと決して長くはありませんが、お湯を沸かしながら暖を取ることができるので燃料に無駄がありません。

ヒーターアタッチメントはガス缶が過度に熱せられると最悪爆発する危険があります。

それに比べるとホットキャンディヒーターはリスクが抑えられています。

弱点はまわりに遮るものがないので風の影響を受けやすいことです。

かといって防風しすぎると熱暴走を起こして下部が高温になるので強風だと扱いが難しそうです。

とにかく静かで煙も出さず赤くなったニクロム線に手を近づけるだけで遠赤外線によって芯から温まります。

本家のホットキャンディヒーターは6,000円するので、容易に手を出せる金額ではありませんが、よく似た類似品も売られています。

さすがに本家の方が作りが精密ですが、類似品でも十分に温かくなるようです。

類似品はなぜかシングルバーナーにも対応していますが、ガス缶への影響を考えると爆発しそうな怖さがあります。

ホットキャンディヒーターは最近登場したものかと思いましたが、2014年ごろにはすでに存在していたようで知る人ぞ知る人気商品として売れ続けています。

佐賀県にある小さなメーカーなので製造数が限られているせいか、販売してもすぐ売り切れてしまいます。

大手ブランドではわざわざ作らないニッチな商品なので、これからもコアなファン向けに販売を続けてほしいです。

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