無性に火を眺めたくなった時の対処法

最近無性に火を眺めたくなる衝動に駆られる時があります。

それが加齢によるものなのか今の精神状態からくる欲求なのかはわかりません。

火には1/fゆらぎという生体リズムに合う波長のゆらぎがあるので、リラックス効果があると言われています。

もし精神的に疲れていたらキャンプなどへ出かけ、自然の中で火を起こしボーっと眺めるだけでも気晴らしになります。

台所へ行きガスコンロの火でも眺めとけと言われそうですが、人工的な青い炎ではなく、焚き火のようなオレンジ色に燃える火が見たいのです。

昔の人は薪や炭で火を起こし生活の中に火はありふれたものでしたが、現代では自ら火を起こす機会が相当減ってしまいました。

今の時代ベランダや庭で火を起こそうものならご近所迷惑になり、最悪通報されてしまう世の中です。

そもそも条例で焚き火が禁止されているなら従うしかありません。

人類の歴史において火は重要な役目を果たしてきましたが、生活スタイルの変化や防災面から、だんだんと火から遠ざかっている気がします。

欧米ではまだまだ暖炉や薪ストーブが残っているイメージですが、日本でかまどや囲炉裏と聞くと昔のものという印象が強いです。

人と火は切っても切り離せない関係なので、再び原点回帰する流れが生まれてくるかもしれません。

自然な火が意外と身近にない現代人が日常生活のなかで、火を眺めるにはどうすれば良いか考えてみました。

無性に火を眺めたくなる時の対処法

アロマキャンドル

日本でロウソクに火を灯すことを自然と定着させたのがアロマキャンドルです。

これ以外だとせいぜい仏壇に線香をあげる時や誕生日ケーキくらいなもので普及したのは地味に凄いことです。

災害時の照明にもなりグラスに入っているタイプが多いので、普通のロウソクと比べ倒れる心配がなく安全です。

室内で眺められるロウソクはまさに現代人の生活に適合した火のあり方だと思います。

焚き火動画

パソコンやスマホがあればいつでも焚き火動画を視聴することができます。

残念ながら臭いや熱は伝わりませんが、炎のゆらめきや薪の爆ぜる音で気持ちが落ち着いて癒されるはずです。

もちろん本物の火を眺めるのが一番ですが、特別な道具を必要としないので最も手軽な方法です。

ウッドストーブ

小型のウッドストーブを持って自宅の庭や近所の河原などへ行き火を眺めつつお湯を沸かして一服する行為を楽しむ。

二次燃焼するウッドストーブなら煙も少ないので近所迷惑にもならず、直火が禁止されているエリアでも対応できるので使い勝手が良いです。

ロウソクの火にはない燃え盛るような炎を眺められ、しっかりと放射熱が伝わってくるので焚き火感が強いです。


Solo Stove ソロストーブ

ランタン(オイルランプ)

ランタンはいろいろ種類がありガスランタンはマントルも燃やして灯りを得ますが、昔ながらのハリケーンランタン(ストームランタン)などは直接火が見れるので味わいがあります。

燃料にロウソクを使うキャンドルランタンはアロマキャンドルと同様に優しい灯りを得られ、周りがガラス(ホヤ)に覆われているのでより安全です。

構造もシンプルで壊れにくく消耗品は木綿の芯くらいなので、きちんと扱えばほぼ一生モノでしょう。


FEUERHAND(フュアーハンド) フュアー ハンドランタン 276

まとめ

人は火を囲むとコミュニケーションが円滑になったり気分が開放的になります。

季節ごとの行事にも何かと火が使われる事が多く、その都度火を眺めながら先祖に思いを馳せたり、自分自身と向き合ってきたのでしょう。

火を見つめてはいるけれど思いは別にあり、それを邪魔することなく受け止めてくれるのが火という存在です。

人間関係が希薄になりストレスを抱えながら、ゆっくりと火を眺める時間の乏しい現代人が、無意識に火を求めるのは自然なことかも知れません。

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