唐辛子スプレー (催涙スプレー) の作り方 女性でも遠距離から使いやすい防犯グッズ
何かと社会情勢が不安定な世の中になりつつありますが、自宅の防犯対策は万全でしょうか？
特に女性の一人暮らしだと犯人に室内への侵入を許してしまうと為す術がありません。
護身用として防犯グッズを用意しておくと安心ですが、護身棒 (クボタン) やスタンガンなどの武器類は犯人に接近する必要があり、訓練していないとなかなか使いこなせず、また男女の体格差もあるので制圧されてしまうと無効化されてしまいます。
防犯ブザーやホイッスルといった外部へ危険を知らせる道具も有効的ですが、室内まで入られてしまうと犯人に対する防衛にはならないので少し受け身な対応です。
ある程度離れた距離から犯人の行動を抑える道具として最も優れているのが唐辛子スプレー (催涙スプレー) です。
シンプルな道具ながら相手の視界を奪って逃げたり救助が到着するまでの時間を稼げるので室内でも効果を発揮します。
また顔に吹きかけても一時的に目や粘膜に痛みを与えるだけで後遺症などが残らないのも優れた点です。
市販の催涙スプレーを購入するのも良いですが、唐辛子の粉と植物油やアルコールを混ぜ合わせるだけで唐辛子溶液を簡単に作ることができるので自作に挑戦してみるのも良いでしょう。
唐辛子スプレーのレシピをアレンジしてお酢にしたり希釈すれば、家庭菜園などの虫除けスプレーにもなるので用途に合わせて何種類か作っておくと便利です。
護身用としてバッグに入れて携帯したくなりますが、明確な理由のない所持はナイフやマルチツールと同じように軽犯罪法に違反する恐れがあります。
女性が護身用グッズすら持ち歩けない社会はどうかと思いますが、それだけ日本の警察官の警備が行き届いているということで納得しましょう。
最近ではリップスティック型の催涙スプレーも売られており、パッと見では催涙スプレーと分からないデザインなので、どうしても携帯したい人はそうした商品を選ぶと良いでしょう。
それでも夜道を一人で歩くのは男性でも少し警戒しなければいけない世の中になったので、防犯ブザーくらいは携帯するようにしましょう。
天然の成分とはいえ誤って吸い込んだり目に付着すると大変危険なので、念のためゴーグルやマスクを着けて作った方がより安全です。
ただ唐辛子溶液は作れても噴射するスプレーの威力が弱ければ射程距離を稼げないので、水鉄砲のような容器に入れて発射する必要があります。
市販の催涙スプレーはコンパクトで専用の容器に入れられそのまま使うだけなので使い勝手の面では優れています。
