Begleri (ベグレリ) の作り方 パラコードとビー玉を使って作るギリシャ発祥のおもちゃ

2020年1月15日

Begleri (ベグレリ)とは?

Begleri (ベグレリ)と聞いてもピンとこないのは当然で、日本ではまったくと言ってよいほど情報がなく目にする機会がありません。

ベグレリとはギリシャ発祥の手遊びするおもちゃで見た目はアフリカの民族楽器であるアサラトや日本の打楽器パチカに似た形状です。

アサラトやパチカが楽器として音を鳴らすことが目的なのに対してベグレリは指でクルクルと回して楽しむものです。

手持ち無沙汰の解消という意味ではFidget Toys (フィジェットトイ)に含まれるかもしれません。

指の使い方によって動きが変化するのでスキルトイとしてトリックを磨くこともできます。

基本的に錘同士をカチカチと打ち合わせるわけではなく、錘の遠心力を使って指先を移動させるので音を鳴らさず非常に狭い範囲でトリックができるのもベグレリの魅力です。

片手で扱えて省スペースで静音となると意外に種類が少なく絞られてくると思います。

海外では多少人気が高まっているのか一部で商品化されていますが日本では入手困難です。

ただしベグレリが両端に錘を付けたヒモというシンプルな構造であるためパラコードなどを使って自作することができます。

錘だけが販売されている事もありますが、日本でも取り扱っているところがあるのかは不明です。

要は錘を固定できればよいのでナットや切断したパイプなどを利用してベグレリを自作している人もいます。

Begleri (ベグレリ)の作り方動画

錘は鉄球が適しているようですがビー玉でも代用できるので、モンキーフィストノットというパラコードの編み方を利用してその中に錘を入れることでベグレリが作れます。

トリック動画

Kuma Filmsの制作したこちらの動画が100万再生されたことでベグレリの認知度がアップし、現代のスタイルに適応した新たなベグレリの可能性を示しました。

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