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ベルメゾンのホットコット 綿100%だけど着た瞬間から温かい吸湿発熱するインナー

2019年9月3日

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発熱するインナーといえばユニクロのヒートテックが有名ですが、そのヒートテックよりも温かいと噂のベルメゾンのホットコットを手に入れました。

保温するためのインナーなので色はネイビーやブルーなどの寒色は避けて、かといって黒も重いのでグレーかオフホワイトで迷った末にオフホワイトを選びました。

ヒートテックの素材がポリエステル35%,レーヨン33%,アクリル27%,ポリウレタン5%と化学繊維で作られているのに対して、ホットコットはオーガニックコットン中空綿発熱綿の綿100%ブレンドで天然素材ならではの柔らかな肌触りに仕上がっています。

ホットコットはもともと綿混タイプが存在し綿45%,アクリル30%,レーヨン20%,ポリウレタン5% (ストレッチ天竺)という組み合わせで値段もヒートテックと同じくらいです。

実はホットコット自体5年以上前に登場したもので毎年改良されながら品質を高めているらしく、綿100%ホットコットが登場したのは割と最近だそうです。

ヒートテックも人気商品で最近は椿オイルを繊維に練り込むなどして保湿性を高めるなど工夫されています。

しかしそれでも化学繊維と天然素材では肌ざわりに差があるので、綿100%なのに発熱するインナーというのは面白い特徴だと思います。

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首もとはタグの代わりにプリントされているのでチクチクしないところも評価できます。

綿100%なので気兼ねなくガンガン洗濯しようと思いますが、ステッチ部分が数回洗濯しただけでほつれてきたというレビューも見かけたのでそれがちょっと気になります。

それでも生地さえよければちょっとのほつれなら自分で縫えばよいだけなのであまり心配はしていません。

ホットコットの肝である発熱綿について調べてみましたが、あまりにも情報がなく半永久的な特性なのか繊維に特殊なコーティングがされてそれが落ちると効果が失われるのかは不明です。

ヒートテックとホットコットが1000円ほどの価格帯で、綿100%ホットコットが約2倍の2000円ほどで買えます。

さらに高価なメリノウールを使用したインナーになってくるとその倍の4000円くらいです。

保温性としてはウールと綿でウールの性能が勝っているでしょうが、もし発熱綿の性能が優れていれば綿ならではの肌ざわりや取り扱いの容易さも含めてとても魅力的な選択肢になります。

最初に触った時に感じたのが温かいというよりも冷たくないという印象で、比較のために普通の綿を触ってみたらひんやりしたのでこれが発熱綿の力なのかもしれません。

そして肌に触れる部分は薄く起毛しており、これが保温効果を高めているようです。

冬場は空気も乾燥しており化学繊維のインナーを着ていると、肌とインナーが擦れて静電気が起こり脱ぐときなどにバチバチと放出されます。

その点においても綿は静電気が起こりにくい素材と言えるでしょう。

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恒例の乳首透けチェックですが普通のホットコットは生地がとても薄くて透けまくるのに対して、綿100%ホットコットは意外に生地が厚めであまり透けませんでした。

重ね着するので透ける透けないはまったく意味のない検証ですが、綿の肉厚感は伝えられたかなと思います。

実際に着てみましたが発熱してホカホカというわけではなく、時々じんわりと温かいような気がする程度でこのほんのりした温かさが発熱綿の力なのでしょうか。

といっても吸湿発熱は継続するわけではなく、化学繊維であれば最初の数分でピークに到達して後は下がるだけのようです。

そのためその後の温まった空気を逃がしにくい保温力も重要になってきます。

発熱というと大げさですが気化熱の逆の原理で水蒸気から水に変化するときの凝縮熱で温まる仕組みです。

ということは別に発熱インナーで無くとも吸湿発熱は行われると言うことですね。

より効率的に熱に変換しやすく加工された繊維が発熱インナーとして売られているのでしょう。

結局はどれだけ湿気を多く含めるかなので、化学繊維よりも綿さらにウールの順番で発熱時間が長くなるはずです。化学繊維でも少ない吸湿量を補うために速乾性を高めたインナーも研究されています。

綿100%ホットコットのアンダーパンツも探しましたが、今は存在しないようでぜひとも商品化していただきたいと思います。

着丈もちょうどよく寒い時期のインナーは必ずタックインしたい派の私としては、あぐらをかいてもインナーの裾がはみ出しにくい長さはありがたいです。

まだ洗濯してないので洗濯して縮みまくったら悲しいですが、それでも満足のいくインナーであることは間違いありません。

冬の綿混あったかインナー ホットコット特集

ファッション

Posted by Coro