COMPグミ 通販限定の手軽な完全食がコンビニで売られる日は来るのか?


Photo by comp.jp

完全食といえばアメリカが開発したソイレントが有名ですが、実は国内でも完全食の研究が行われており、すでに商品化されています。

株式会社コンプが開発した完全食は社名になぞらえてCOMPシリーズとして販売されていて、最初にソイレントを参考にしたCOMPパウダーという粉末タイプの完全食が作られました。

そして2017年7月11日新たに販売を開始したのがCOMPグミというグミタイプ完全食です。

COMPパウダーが水などの飲み物に溶かして飲むのに対して、COMPグミはパッケージを開封すればすぐに食べられる手軽さがあります。

栄養バランスに優れ固形で食べやすいので非常食としてもなかなか優秀ではないでしょうか。

日本の菓子メーカーであるUHA味覚糖との共同開発なのでグミの品質はお墨付きでしょう。

味は脂質を含んでいるのでちょっと油っぽく、柑橘系やバナナの風味がしてほんのり甘いのが特徴だそうです。

ソイレントは日本で販売されておらず生産量も少ないので、わざわざ個人輸入してまで食事に取り入れるのは微妙です。

そもそもソイレントは食料不足を解決するために開発されているので、まず普通に生活していれば食料に困らない日本ではあまり意味をなしません。

COMPグミ1パックで200キロカロリーになりおにぎり約1個分に相当します。

それなら安いおにぎり食べれば良かろうと思いますが、おにぎりはほぼ炭水化物の塊なので毎食おにぎりばかり食べていたら体調を崩します。

株式会社コンプの社長がもともと医薬化学メーカーの研究職として毎日多忙な日々を送っていた時、食事の時間を惜しんで市販の栄養補助食品ばかり食べていたら栄養失調で倒れた経験が日本初の完全食を開発するきっかけとなりました。

COMPグミは現在COMP公式Webサイトの通販限定で販売されていますが、今後生産量が増えコンビニやスーパーで買えるようになれば手軽に完全食を食べられるようになるかもしれません。

それで従来の栄養補助食品が死滅するかというとその可能性は低く、栄養バランスのために味や食感を犠牲にしている完全食と食べやすさまで考えられた栄養補助食品ではコンセプトが違います。

完全食は近未来に登場するイメージでしたが、ミドリムシを培養して世界の食糧問題を解決する取り組みなど、今後ますます完全食が身近なものになっていくのではないでしょうか。

食は生命の源ですが食べ物に関してあまりこだわりが無い人もおり、そうした栄養摂取が目的のニーズと完全食は非常に相性が良いです。

飽食の時代なのに栄養失調が多い現代人は飢餓のような危機感がなく、知らぬ間に体が蝕まれていく暮らし方をしているので、例えおやつ感覚でも栄養バランスの底上げになれば健康な人が増えるのではないでしょうか。

忙しくてまともに食事の時間が取れなかったり、食事の時間を惜しむほどの娯楽や誘惑に満ちあふれた社会が果たして健全であるかという議論も出来そうですが、長くなるのでひとまずこの辺でおひらきです(笑)

完全食 COMP | 株式会社コンプ

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Posted by Coro