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CASIO MQ24-9B レトロでシンプルな24時間表示のアナログ腕時計

久しぶりにチープカシオ (チプカシ)について調べていたら何やら目を引く製品を見つけました。

CASIO MQ24-9Bという品番でアナログのど定番であるMQ24シリーズに含まれているようです。

ミリタリー時計のようなレトロ感のあるベージュの文字盤にシンプルなゴシックフォントで24時間表示 (ミリタリータイム)が刻印されています。

日本でこそ24時間表示は一般的ですがアメリカやカナダでは珍しく軍隊などが採用している程度のようです。

ただしヨーロッパは24時制に馴染みがあるので欧州的・軍事的な腕時計と言えます。

個人的にはスマホやPCなどほとんど24時制に設定しているので、この腕時計にも違和感がありません。

もしかすると以前から存在している可能性もありますが、それなら当時から引っかかるデザインなので比較的新しい製品だと踏んでいます。

カシオの腕時計は全般的に海外モデルの方が自分好みのデザインというか洗練されている気がします。

チープカシオは2016年6月頃に盛り上がりのピークを迎え、その後落ち着いてきましたが決して下火になったわけでもなく、一定数のファンが定着したものと思われます。

安い粗末な時計というイメージから実際に手に入れた時の絶妙なデザインや機能性を感じることで印象が変わったという人も多いでしょう。

当ブログでチープカシオに関する記事をアップしたのが2015年の秋ごろなので、ちょうど流行り出したタイミングです。

癖のないフォントのシンプルさはMQ24-7Bの流れを汲んでいるように思います。

24時間表示になったことで文字盤が若干ゴチャゴチャして、さらに白の文字盤に比べると視認性は落ちます。

しかしそれを上回るほどの佇まいの良さがあるので、他のチープカシオにも負けない魅力があるのでしょう。

12時間表示に比べて数字が多く少し窮屈な印象ですが、この文字盤を見れば午後2時を14時や午後9時を21時など頭で一度変換する作業を省略できるので便利です。

0時~11時の方を大きくした方が文字盤がスッキリしそうですが、深夜から早朝にかけては多くの人が眠りにつく時間帯なのでこのような配置なのでしょう。

カシオの腕時計はどちらかといえばデジタルが真髄だと思うので、デジタルほどのタフさは期待できないにせよアナログも抜かりないです。

シンプルとはいえ他のMQ24シリーズに比べれば多少癖があります。

その癖とチープさが相まってダサいと感じる人もいるでしょうが、それは人それぞれ好みの問題なので何とも言えません。

使い続けるうちになんか違うなと思ったとしても金銭面の負担が極めて軽いのがチープカシオのメリットです。

デジタルやありきたりな文字盤に飽きてしまった人は少しだけアクセントの利いたMQ24-9Bがとてもマッチします。