農ポリ (農業用ポリエチレンシート) タープ 沢登りや渓流釣りの沢泊で使用される自作する超軽量なULギア

Photo by yamatomichi
ULタープは薄くて軽量ですがとても高価な道具なので、よほど重量を切り詰めたい人ではない限りなかなか手が出ません。
山へ持っていくタープの条件としては水を通さずに軽量であることが求められますが、その条件さえクリアすれば別に市販のタープでなくても代用することができます。
昔から渓流釣りの沢泊で使われているタープがあり、その素材はなんと農ポリ (農業用ポリエチレンシート) というから驚きです。
透明なので日よけには使えませんが、山の中で雨風を凌ぐには十分な耐久性があるのでタープとして使われることがあります。
農ビ (農業用ビニール) は農ポリよりも強度が低くて重いのでタープには適さない素材です。
ブルーシートもポリエチレンで作られており多目的に使用されているので信頼性が高いです。
一般的なブルーシートの厚さが0.25mmなのに対して、農ポリタープは薄手の0.05mmを使用するので、同じ面積でも遥かに軽量化できます。
その分ブルーシートほどの耐久性はありませんが、自作すれば面積あたりの値段が安く済むので、定期的に交換すれば問題ありません。
切りっぱなしの農ポリではタープとして使えないので、四隅にハトメを作る必要があります。

Photo by a backpacker’s life
タープを自作するメリットとしてULタープが安く手に入るだけでなく、サイズも自由に決められるので自分のキャンプスタイルにあった大きさのタープを作れます。
農ポリは水を通さず吸水率が低いのでグラウンドシートにも適しており、透明であることがあまりデメリットにならないので非常に優秀です。
見た目が安っぽい以外は数多のグラウンドシートを無に帰するほどの性能を持っているので、あまり業界的には広まって欲しくないでしょう。
ウルトラライトを突き詰める際にどうしても有名ブランドの最新ギアが注目されますが、身の回りにあるものでも案外使えそうな素材があるので、まず自作できないか考えることが一番の近道です。
過酷な山行やロングトレイルでなくとも花見や花火大会などで重たいレジャーシートを持っていく代わりに農ポリシートを持っていたらどれだけ快適かわかります。
農ポリの一般的な耐用年数は約3年~5年ほどとされていますが、0.05mmだともう少し耐久性は低そうです。
ただし耐用年数というのは年中雨ざらし状態で紫外線を浴びまくっている農業用ビニールハウスが基準なので、たまにタープとして使うくらいならもっと長持ちするのではないでしょうか。
道具の軽量化は快適性や活動量を増やしてくれるので、ウルトラライトを追求している人はおのずと農ポリに行き着くはずです。











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