無印良品 MUJI HUT 3人のデザイナーが新しい小屋を提案するプロジェクト

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via Quartz

無印良品がタイニーハウス市場へ参入

いよいよ無印良品が小さな暮らしに目を向けた新しい小屋作りに参入してきました。

無印良品を展開する良品計画はもともと大企業でありながら、常にイノベーションを追い求め、あらゆる分野の製品を生み出しています。

そんな無印良品はすでに衣食住すべてに参入しており、スプーン1本から家までというコンセプトを元に木の家・窓の家・縦の家などを展開しています。

家という枠組みだけに囚われず、長い間快適に暮らせるような内装や家具までトータルコーディネートが可能なのは無印良品ならではです。

六本木の東京ミッドタウンで10月30日~11月3日まで開催されたDESIGN TOUCH 2015というイベントでMUJI HUTが展示されました。

MUJI HUT|DESIGN TOUCH 2015

深澤直人Jasper Morrison(ジャスパー・モリソン)Konstantin Grcic(コンスタンチン・グルチッチ)という3人の名だたるプロダクトデザイナーたちが小屋を手がけました。

ただあくまで週末に郊外に建てた小屋でゆっくりと過ごすことを前提にデザインされているので、キャンプ以上別荘未満なセカンドハウス的な意味合いが強いです。

コルクの小屋

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ジャスパー・モリソンがデザインしたコルクの小屋は3つのなかで一番大きく、キッチンやシャワー付きの浴室も備わっているため普通に定住できそうな印象です。

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室内にはウッドストーブも置かれており、ゆったりとした時間のなかで過ごせそうな暖かみを感じます。

木の小屋

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深澤直人デザインの小屋。大きく開閉するガラス戸は風通しもよさそうで夏場エアコン無しでも涼しそうです。冬場は逆に寒そうなのでウッドストーブ頼みでしょうか。

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週末過ごすための最低限の設備がコンパクトにまとめれれています。

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浴室はシャッターでプライバシーを保護する感じでしょうか。

アルミの小屋

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最後はコンスタンチン・グルチッチの小屋。こちらは小屋というかアルミケースですね(笑)

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トラックの荷台の部品と構造を転用しているらしく、箱なので設置場所の自由度が格段に広がります。

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室内は無駄が省かれた木材だけのシンプルな構造。

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障子があるせいかちょっぴり和風なテイストも加わってよいです。

透けることなく柔らかい光を取り込みスライド式なので開閉スペースも抑えられる障子は実は凄い発明で、海外のタイニーハウスにも取り入れられています。

タイニーハウスは一般化するか

これまでも各地に別荘が点在していましたが、生活に余裕がある隠居者や長期休暇でないとなかなか足を運べません。

別荘ほど立派でなくともちょっと郊外の土地に小さな小屋を建てて週末を過ごすというライフスタイルはまだ日本では未知数です。

タイニーハウス市場に良品計画(及び関連会社 株式会社MUJI HOUSE)のような大企業が参入してくるということはそれだけ参入価値があると見越してのことでしょう。

プチ別荘のような小屋をきっかけに普及すれば、がっつり定住するための小屋も増えていくでしょうし、それによって多種多様なライフスタイルが受け入れられていけば最高です。

賃貸か一戸建てしか選択肢がなかった日本における第3の選択肢として、小屋暮らしも今後あるべきではないでしょうか。

一人でこもる。読書を楽しむ。妄想にふける。雨音を聞く。
美味しい空気を吸う。家族と友人とこもる。
暖炉を囲む。自然を楽しむ。普段できない会話を楽しむ。

都会の喧騒から抜け出し、居心地の良い空間を体感してください。

MUJI HUT | 無印良品 (※音量注意)