Lushfoil Photography Sim ゲームで体験する絶景と写真撮影の旅

2025年4月28日

「どこまでも続く静寂な風景を、自分のカメラで切り取りたい」

そんな旅人の夢を叶えてくれるゲームが『Lushfoil Photography Sim』です。

フォトグラフィー（写真撮影）に焦点を当てた、これまでにない没入型シミュレーションゲームです。

Lushfoil Photography Simとは？

『Lushfoil Photography Sim』は、ソロ開発者Matt Newell氏によって制作された、写真撮影体験に特化したシミュレーターです。

Unreal Engine 5を駆使して描かれる風景は、驚くほどリアル。海岸、山岳、森林、都市遺跡──さまざまな世界のロケーションを、まるで本当に旅しているかのような感覚で歩き回り、好きな場所でシャッターを切ることができます。

特徴的なのは、このゲームには「ストーリー」や「敵キャラクター」といったものが存在しないこと。あるのは自由な探索と風景を写真に収める純粋な楽しさだけです。

まるで現地を歩いているかのような没入感

まず驚かされるのが、グラフィックの圧倒的な美しさです。葉の揺れる様子、川の流れる音、土や草の質感……すべてが細かく再現されています。

環境音も素晴らしく、例えば山中では鳥のさえずりや風にそよぐ木々の音、海辺では波が砂浜をなでるような音までリアルに感じ取れます。ヘッドホンをつけてプレイすれば、まるで現地にいるかのような没入体験が味わえるでしょう。

また、歩き方ひとつ取ってもこだわりが。走ったり、しゃがんだり、ゆっくりカメラを構えたりと、リアルなモーションが細部まで作り込まれています。

カメラ操作のリアルさに感動

『Lushfoil Photography Sim』のもうひとつの目玉が、本格的なカメラ操作です。
プレイヤーはゲーム内でカメラを使い、設定を細かく調整しながら撮影します。
具体的には、

シャッタースピード
ISO感度
F値（絞り）
フォーカス（ピント調整）
ズームレンズ使用
ホワイトバランス

といった実際のカメラと同じ設定項目が揃っています。特に、絞りを開けたときの美しいボケ味（被写界深度）や、手ブレ補正をオフにしてあえて「味のあるブレ写真」を狙うこともできる点は、写真好きにはたまらない要素です。

さらに、撮った写真は保存でき、フォトモードでは自由に編集・加工することも可能。自分だけのフォトアルバムを作る楽しみが広がります。

世界を旅する気分が味わえるロケーション

現在収録されているロケーションは、実在する世界各地がモデルとなっています。

🇮🇹 イタリア：Lago di Braies（ブライエス湖）
南チロル地方に位置する美しい湖で、澄んだ水面と周囲の山々が特徴です。
🇦🇺 オーストラリア：Castle Rock Beach（キャッスル・ロック・ビーチ）
西オーストラリアの海岸線にあるビーチで、自然の岩 formations と透明な海が魅力です。
🇯🇵 日本：伏見稲荷大社（京都）
京都にある有名な神社で、千本鳥居が連なる幻想的な風景を撮影できます。
🇯🇵 日本：山寺（山形県）
山形県にある山寺（立石寺）の周辺を再現したマップで、静寂な山道や歴史的な建造物が特徴です。
🇮🇸 アイスランド：Mýrdalssandur（ミールダルスサンドゥル）
南部アイスランドの広大な砂原で、独特な地形と自然の美しさを堪能できます。
🇫🇷 フランス：Le Prarion（ル・プラリオン）
フランス・アルプスの山岳地帯で、雪に覆われた山々と高山植物が見どころです。
🇳🇵 ネパール：Mardi Himal Trail（マルディ・ヒマール・トレイル）
ネパールのアンナプルナ地域にある登山道で、ヒマラヤの壮大な景色を撮影できます。
🇨🇳 中国：嵊山島（Shengshan Island）
中国東海に浮かぶ島で、自然に覆われた廃村や海岸線が特徴です。
🇬🇧 イギリス：ノーザン・イングランド
イングランド北部の田園風景や歴史的な建造物が再現されています。