Klean Kanteen (クリーンカンティーン) インスレート リフレクトボトル 環境に配慮したステンレス保冷ボトル

2020年7月3日

すかいらーくが日本でいち早くプラスチック製ストロー廃止を宣言して、一気に国内でも脱プラスチックが進みそうな勢いです。

2018年2月に当サイトでもプラスチック製ストロー撲滅に関する記事を投稿しましたが、それから予想以上のスピード感で世の中が変化しています。

プラスチックストロー撲滅を目指す Skip the Straw Day 紙ストローなど代替品あり

テイクアウトする飲み物以外だと缶やペットボトルの飲み物が主流でマイボトルや水筒を持ち歩く人も増えていますが使い捨てる容器が多いです。

プラスチックやアルミニウム素材の軽量なボトルが開発されてきましたが、エコロジー指向の元祖ステンレスボトルであるKlean Kanteen (クリーンカンティーン)は一貫してステンレス素材にこだわってきました。

Klean Kanteenの凄いところは新たにエコロジー指向の製品を開発したのではなく、当初から人と地球に優しく持続可能な製品を作るために創業したメーカーだということです。

それでいて2015年からは二重構造の真空断熱による保温と保冷機能を持ったボトルにバージョンアップされ十分な実用性も獲得しました。

インスレート リフレクトボトルはKlean Kanteen (クリーンカンティーン)の経営理念の凝縮したようなボトルで、素材がステンレスと竹と食品企画シリコンのみでプラスチックを使用せず塗装さえされていません。

キャップが保温に対応していないらしく保冷のみですが、本体は二層構造なのでそれなりに保温性もあるようです。

一層構造のボトルもありますがそちらは直火でお湯を沸かせたりとまた違った使い方ができます。

極めてシンプルな構造なので洗いやすくて汚れが付きにくく耐久性も高いです。

バンブーキャップはおしゃれですが、別売りのオールステンレスループキャップに変えるとよりメンテナンスが楽になります。

ただ最近は取り扱っているところが少ないので生産終了してしまったかもしれません。

なんといっても見た目の美しさが毎日持ち歩きたくなる気持ちを高めてくれます。

従来のメーカーではわざわざこのような困難な挑戦には消極的ですが、それをやってのけるのは確固たる経営理念があるからでしょう。

創業当初はまだ今のようにエコロジー意識が世間に浸透していなかったので、重くてかさばるステンレスボトルで勝負するのは勇気のいる決断だったと思います。

それが今になってようやく時代と噛み合ってきたなという印象があり、これまでの努力が無駄ではなかったことが証明されました。

アルミボトルよりも丈夫でタフな使用にも耐え、BPAフリー化したプラスチックボトルにも保温・保冷機能で優位に立ちます。

世の中にはたくさんの水筒が出回っていますが、これほど明確な意図を持って無駄を削ぎ落として作られた製品は少ないです。

ただ利益を優先するだけでなく地球の将来を見すえた企業のあり方を模索することは今後さらに重要視されます。

おしゃれな水筒と探していたり、Klean Kanteenの経営理念に共感する人には最適なステンレスボトルだと思います。

飲料水を持ち歩くための水筒3つと小さく潰せるペットボトル