折り紙のように折り畳んでコンパクトに収納できるリサイクル素材の水筒 DiFOLD Origami Bottle
こまめな水分補給をするためにマイボトルを持ち歩く人が増えていますが、空になったボトルを持ち歩くのは邪魔でしかありません。
小さく折り畳んで収納できる水筒もありますが、蛇腹タイプは折り畳んでもせいぜい半分程度にしかならず、もっとコンパクトになる水筒を望んでいました。
かといって薄いフィルム状の水筒はたしかに収納性には優れますが、持ちにくかったり飲み口が小さく洗浄するのが面倒でした。
そこでブルガリアのプロダクトデザインを手掛けるDiFOLD社が開発したのが、ボトルに折り目が入ったOrigami Bottleという折り畳める水筒です。
ありそうでなかったデザインは蛇腹タイプよりも小さく畳めて、およそ5分の1の大きさになります。
また手に持った時に安定してつかめるので飲みやすさも損ないません。
飲み口が広めなのでブラシで中の汚れを落としやすいです。
折りたたむ時にはフタを外して空気を逃してやり、折り畳んだ後はフタを締めて空気を遮断することにより畳まれた状態をキープします。
懸念点は折り目の部分にどうしても負荷がかかるので、折り目から破けて水漏れしないかと不安になります。
DiFOLD社は少なくとも5年間使い込んでも破けない品質を保証しており、将来的には古いボトルを回収して新製品に作り変える方針です。
暑い日はキンキンに冷えた水を飲みたくなりますが、コンビニやスーパーのレジ袋が有料になり、新型コロナウイルスの影響で密な空間をなるべく避ける生活習慣になり、利用する頻度が減った人も多いでしょう。
結露してビチャビチャになったペットボトルをそのままバッグに入れるわけにもいきません。
健康的にも常温の水を飲むことが理想とされているので、マイボトルを持参するのは理にかなっています。
今後も様々な水筒のアイデアが登場すれば消費者側の選択肢も広がるので、可能性のある分野だと思います。
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