AquaCat 水域創世 超本格メダカ池ビオトープ作り

アクアリウム系?ビオトープ系?YouTubeチャンネルで以前から注目しているAquaCat(井上勝夫)さんが新プロジェクトを立ち上げました。

自宅の近所にある土地に人力だけで池を作るという企画で、厳冬期のある信州で原種メダカを通年生息させるのが目標だそうです。

YouTubeといえば商品レビューなどやろうと思えば誰でもできる動画が人気ですが、私はやろうと思ってもなかなかハードルが高いジャンルが好みです。

面白く洗練された動画は撮影機材の確保・動画編集スキル・企画力・デザインセンス・お金と時間と場所・そしてなりよりも実行力が要求されます。

大手YouTuberや企業でもなければ個人で全てをこなさなければいけません。

AquaCatさんはそれらが高次元でまとまっており非常に見やすい動画となっています。

池を作りたい人はたくさんいますし実際に池を作っている人もいるでしょう。

しかしそれを動画編集してアップしようとする人は希少なのです。

もともと睡蓮鉢に地元の苔や水草を配置し原種メダカを泳がせているので、その延長として本格的なビオトープを立ち上げたくなるのは理解できます。

ホテイアオイやアナカリスではなくマツバイやキカシグサが生い茂る昔ながらの日本水景を想像するとワクワクします。

原種メダカは今の睡蓮鉢では少し過密気味なので、ビオトープに移してやると伸び伸び生活できそうです。

池のまわりの自然も豊かな場所なのでカエルやトンボなど外部から様々な野生動物がやってくるでしょう。

そうなると広義のビオトープ風睡蓮鉢ではなくより本格的なビオトープになっていくと思います。

睡蓮鉢だと厳冬期には氷が厚く張り毎日のように氷を取り除かないと完全凍結してしまう環境なので、池だとどのくらい凍ってしまうのか気になります。

池には一部深い部分を作っているので、冬の間メダカがそこで冬眠することを目論んでいます。

AquaCatさんの動画は余計なBGMがなく鳥のさえずりや風の音が感じられて落ち着いた雰囲気の編集が素晴らしいです。

ちょくちょく登場する愛猫のこがおちゃんも程よいアクセントになっています。

映像の美しさはもちろんですが、テロップのセンスも高くナレーションが入ればテレビ番組にも引けを取りません。

AquaCatさん自身いろいろな場所を旅して自然に近い野宿を愛する人なので、自然への敬意を払いつつ池作りに挑む意気込みを感じます。

睡蓮鉢でも毎年同じように見えて水草の勢力図が変化したり、池に集まる生き物も流動的なので、それが池の規模になるとさらに複雑化して面白そうです。

誰も作ったことのない超本格ビオトープ完成を目指してAquaCatさんの奮闘に期待しています。


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