※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

レンザティックコンパス 米軍や陸上自衛隊で使用されている高精度で見た目も良い本格的な方位磁石

現代人が登山する際には電波が届く範囲であればインターネットで情報を取得したり、スマホやGPS端末で正確な現在地を確認しながら行動すると思います。

しかし電子機器は急に故障したりバッテリー切れを起こすと使い物にならなくなるので、アナログな手段でルートを決めなければいけません。

最も基本的な方法は紙地図コンパス (方位磁石) を使った地図読みで、登山をする上で欠かすことのできないスキルです。

しかし現代ではルートがきちんと整備され、電子機器だけに頼る登山者が増えています。

山岳遭難数は年々増加していますが、その原因は体力や準備不足だけでなく地図読みできない人が登山をしているという要因もあるでしょう。

極端に言えば地図読みできない人は登山をするべきではないというほど重要なスキルだと思います。

どんなに初心者向けの山であっても紙地図とコンパスを必ず持参することをおすすめします。

紙地図は書店や登山用品店で購入したり、国土地理院のWebサイトからダウンロードして印刷すれば入手できますが、コンパスは種類がたくさんあるので迷います。

キーホルダーのような小型のコンパスもありますが、実用品としてはベースプレートコンパスレンザティックコンパスがあります。

ほとんど場合ベースプレートコンパスで事足りますが、よりコンパスにこだわりが強い人はレンザティックコンパスという選択もあります。

軽量で使いやすいベースプレートコンパスに比べてレンザティックコンパスは重厚な印象ですが、米軍陸上自衛隊で採用されるほど高精度でより精度が求められるシチュエーションで性能を発揮します。

頑丈な金属で作られており使い込むほどに味が出るのも所有欲を満たしてくれます。

使い方は少し複雑ですが一度やり方さえ覚えてしまえば問題ありません。

夏山や低山であればオーバースペック気味ですが、冬山であれば精度が高いほど安心感を得られます。

カメンガのような米軍が採用するミルスペック仕様のレンザティックコンパスは一万円以上するので高価ですが、日本の老舗コンパスメーカーYCMのような比較的安価な製品でも精度はそれほど変わらないようです。

ベースプレートコンパスであればシルバスントを選んでおけば間違いないほどの定番メーカーですが、同じくらいの金額を出せれば手軽にYCMのレンザティックコンパスという選択もありでしょう。

シビアな戦場において兵士たちの生命線となるコンパスにレンザティックコンパスが採用されているというストーリーだけでも所有欲が高まります。

やはりプラスチックの板とメカニカルな金属ケースとでは手にした時の高揚感が違います。

インターネットやGPSで簡単に情報が手に入る時代に、紙地図とコンパスで地図読みしながら目的地に到達できた時の達成感はデジタルでは味わえません。

陸上自衛隊ではGPSが使えないことを前提とした地図読みの訓練が行われており、どのような状況下でも落ち着いて行動できるようにあえてアナログな手法を取り入れています。

どれだけテクノロジーが進歩してもそれに100%頼り切るのではなく、不測の事態に備えて人間の感覚や技術を研ぎ澄ましておくことの重要性がわかります。

低山でも毎年のように道に迷った末に遭難する人が跡を絶ちません。

精度の高いコンパス手に入れ地図読みスキルを習得することで、山の中でも落ち着いて行動することが可能になり、一皮むけた登山者になれます。

【サバイバル】自衛隊の軍用コンパスの使い方!元自衛隊芸人トッカグン