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血中ビタミンD濃度と新型コロナウイルス重症化の因果関係はあるのか?日光浴して魚やきのこ食べろ!

新型コロナウイルスに感染して重症化すると命に危険を及ぼす可能性がありますが、重症化する患者の多くが血中ビタミンD濃度の値が低いらしく何らかの因果関係があるのではないかと言われています。

欧米などでは桁違いの死者が出ており、何か別物のウイルスなのかと錯覚するほど地域差がありますが、アジアでは比較的落ち着いた推移を見せています。

単純に気温が低くウイルスが活動しやすい環境になったから感染拡大しているのかと思いましたが、重要なのは日照時間や食生活の方なのかもしれません。

人間は日光を浴びると体内でビタミンDが生成され、ビタミンDの働きによって骨を丈夫にしたり、過剰な免疫反応を抑制する効果があります。

ウイルスに対抗するための過剰な炎症によって体がボロボロになり、回復できず死に至ることを考えるとビタミンDはとても大切な栄養素だと言えます。

そう考えると自粛によって部屋に閉じこもるばかりの生活では十分な日光浴ができず、ビタミンDが不足しやすくなることは明白です。

ビタミンDは一部の食品にも含まれており、鮭やイワシなどの魚と椎茸やキクラゲなどのきのこ類に多く含まれています。

これらの食品は海外でも食べられていますが、どれも和食に合いそうな食材ばかりで自然とビタミンDを摂取できそうな感じです。

さらに日干しにしてたっぷりと日光を浴びせるほどビタミンDが増加するので、乾物を多く使った献立ては理想的な食事になります。

日本のワクチン接種が遠のくなか、こうした自然由来の方法でウイルスに強い体を作るのが一番の対策だと思います。

なんと言っても日光浴はお金がかからず万人が今すぐ享受できる自然からの恵みであり、冬の日差しであればそれほど日焼けに神経質にならず、窓辺やベランダでも十分に差し込むので実践しやすいです。

屋外で寝泊まりするホームレスは金銭的には苦しいですが、ホームレスの集団でクラスターが発生することは皆無で、それは日光を浴びる時間が長いからだとも推測されます。

逆に例えセキュリティ万全で断熱性の高い住宅に住んでいても、日焼けを気にして室内ばかりで過ごしているとウイルスに対しては無力です。

まるで現代社会をあざ笑うかのようにより人間が不自然な環境に身を置くほど、ウイルスが驚異になってしまうジレンマがあります。

生物として日中は野外で日を浴びるのが自然ですし、雑菌や寒暖差があるのも当然のことで常に免疫力が鍛えられてきました。

ただ日本の日照時間は世界平均よりも短く、そうなると食生活がより大きく関係している可能性があります。

また欧米は日本に比べて多くの黒人が住んでいますが、皮膚のメラニン色素によって体内への紫外線量が抑えられ、少ない日照時間でさらにビタミンDの生成が不足しやすいです。

海外ではヴィーガンやベジタリアンの割合も多く、魚はもちろんきのこ類もあまり食べないと当然ビタミンDは不足しがちになります。

他にも牛レバー、バター、チーズ、卵黄といった優秀なビタミンD食材を摂取できないのは辛いです。

やはり本来のルーツから遠く離れた土地で暮らすことは、肉体的に負担がかかる行為なのかもしれません。

ビタミンDを食品から摂取する方法としては先ほど紹介した魚やきのこの他にサプリメントも売られています。

ビタミンD食材が豊富な日本でわざわざサプリメントを飲む必要があるのかは微妙ですが、食材が苦手だったり調理する手間を考えるとサプリメントも悪くないです。

黄色人種は黒人よりも日光浴によるビタミンDの生成効率がよく、白人ほど皮膚へのダメージを気にしなくて良いのでかなり恵まれた人種ではないかと思います。

ビタミンDの作用についてはまだまだ未知な部分が多く謎に満ちた栄養素ですが、ワクチンを待つしかない状況において健康管理の一部として取り入れてみてはいかがでしょうか。

紫外線とビタミンD

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Posted by Coro