TOYO(東洋スチール) トランク型工具箱 T-320 質実剛健でレトロなデザインのツールボックス


via coolmaterial.com

TOYO(東洋スチール) トランク型工具箱 T-320は最低限のものだけを詰め込んで手軽に持ち運べる小さな工具箱です。

東洋スチールはプラスチック製の工具箱が普及するなか、今でも国内生産でスチール製の工具箱を造り続けています。

大阪府東大阪市に本社を構え、高い技術力と創意工夫により毎年10アイテム以上の商品を開発・商品化しています。

トラスコ中山株式会社の自社ブランドTRUSCOが同様にT-320を販売していますが、東洋スチール株式会社の取引先でありOEMとして出回っているようです。

東洋スチールは他にも山型工具箱 Y-350でグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞したりと優れた製品がありますが、T-320はよりデザインがシンプルで使い勝手の良い印象です。

トランク型なので自動車のトランクや押入れのわずかなスペースに置いても収まりやすく、継ぎ目のないプレス絞り加工で丈夫な取っ手とバックルのおかげで少々雑に扱ってもの中身を保護してくれます。

最初から工具を入れるのが目的であれば、Y-350の方が収容スペースが広いので使いやすいかもしれません。

この部分がプラスチックだと何度も開閉してロックが甘くなったり落として割れてしまう事もあるので、金属の工具箱がいまだに根強い人気があります。

工具箱といっても軽くて持ち運びやすいサイズなので、文房具やシューケア用品などを入れるのにも適しています。

こうした実用的な道具は極力シンプルで無駄のないデザインを選ぶのが間違いないと思います。

カラーバリエーションも豊かでいかにも工具箱らしい赤やミリタリーテイストなオリーブなど、小さくて安価なので何個もそろえたくなります。

金属製の工具箱をレトロに感じるのはそれだけプラスチック製の工具箱が多く出回っているからでしょうか。

大きな工具箱だとケース内のどこに収納されているか判別しやすい半透明なプラスチックの特性が活かされますが、小さな工具箱だと深く埋もれるほど物が入りません。

実用的な道具だからこそ何気なくテーブルや棚に置いてあっても雰囲気があるのは大事です。

その辺に散らばっているハサミやペンなどを詰め込むだけでも不思議と様になってしまうのはT-320の持つ魅力でしょう。

『工具箱 金属』と検索するとTOYO(東洋スチール)・KTC(京都機械工具)・HOZAN(ホーザン)・TONE(トネ)・リングスターといった国内メーカーが確認できます。

いずれも大阪や京都や奈良といった関西圏で長年ものづくりを続けてきた企業です。

金属製の工具箱は海外のツールボックスに駆逐されたかと思いきや、むしろ海外での評価が高いほどです。

海外でも通用するようなグローバルなものづくり企業は生き残るべきですし、どれだけプラスチック製の工具箱が普及しようとも金属製の工具箱の需要は失われないので、今後も粘り強く造り続けてほしいです。