ソーラーファイヤースターター 太陽光のエネルギーで半永久的に着火できる火起こし道具

サバイバルにおいてシェルターを作り身の安全を確保したうえで次に行うのが火起こしというくらい人間にとって火は大切な要素です。

原始的な方法だときりもみ式ひもきり式など木をすり合わせた時の摩擦熱を利用して火起こしをしますが、着火させるまでに時間がかかったり使い方にもコツがいります。

もし晴天の野外であれば太陽光を利用して簡単に火起こしできる方法がいくつかあります。

最も一般的なのが虫眼鏡などで太陽光を一点に集中させて着火させる方法で、窓際に水を入れたガラス瓶を置くと危険なくらい条件が合致すれば簡単に発火します。

いわゆる収れん火災という現象でそれだけ太陽光のエネルギーは強力だということです。

もうひとつの方法として反射板に太陽光を当て中心部にタバコや着火剤を置くとあっという間に着火します。

大型になるとソーラークッカーも同じ原理を使っており、燃料いらずで食材を調理することができます。

ソーラーファイヤースターターは片手に収まるサイズ感で中心にちょっとしたものを置ける場所があり、晴れた日なら小さいながら簡単に着火させることができます。

摩擦熱に比べて着火させる時の手間がなく燃料も必要ないので、半永久的に着火させることができる面白い火起こし道具です。

欠点としては曇りや雨の日にはまったく使い物にならないので、これだけですべてをまかなうことはできません。

ライターが100円以下で買える時代にわざわざソーラーファイヤースターターを選ぶメリットはあまりないですが、壊れて火が着かなかったり燃料切れの心配がないので何となく浪漫があります。

他には飛行機の機内持ち込みでライターやマッチは個数制限があったり、預け荷物には入れられないなど制限がかかっていますが、ソーラーファイヤースターターには燃料がないので特に制約がないのも良いです。

ソーラーファイヤースターターは安いものだと500円以下で売られていますが、プラスチックに銀色の塗料が塗られているだけの商品が多く耐久性に関しては金属より劣るでしょう。

ただしそんなにハードに使用するような道具でもないので安物でも機能的には十分だと思います。

太陽に当てる際は環境によって中心部に焦点が合うように手で持って調整する必要がありますが、うまく着火できたら嬉しいですし子供のころ虫眼鏡で紙を焦がして穴を開けた時のような遊び心がよみがえってきます。

構造がシンプルなので自作もそれほど難しくは無さそうな気もしますが、そこまでして作る意味があるのかはわかりません。

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