そーいんぐ実況 わかこ 昭和の型紙や生地を使ってレトロな洋服をハンドメイドする裁縫系女性YouTuber
多くの人が参入し、あらゆるジャンルが掘り尽くされ飽和状態のYouTubeですが、隙間を狙えばまだまだ埋もれたジャンルは山のようにあります。
そーいんぐ実況 わかこというチャンネルでは2021年4月にミシンを買って服づくりをはじめたわかこさんの成長記録を見ることができます。
すでにかなりミシンが上達しており、いろいろな服を日々作り続けています。
このチャンネルの特徴として昭和の型紙や生地を使ってレトロな洋服を作り、実際に着こなすまでの一連の流れが見るものを引き付けます。
昭和の時代にはまだ既製服の値段も高く、婦人服などは自分で作るのが当たり前でした。
現代ではファストファッションが普及し、自分で作るよりも安く簡単に服が買えるようになりました。
昔は家庭用ミシンがどの家庭にもありましたが、最近ではあったとしても使われずにほこりを被っているミシンも多いでしょう。
コロナ禍を経て自宅にいながらできる趣味として裁縫を始める人も増えています。
わかこさんもまさにコロナ禍にミシンを買ってアルバイトをしながら空き時間にこつこつと服作りに励んできました。
畳の部屋にミシンを置いて自分好みの服を作る姿はどこか懐かしく、裁縫にそれほど詳しくない人でもミシンの音と軽快なトークに癒やされます。
ルックスとスタイル良さに昭和レトロと関西弁が合わさった姿は岡奈なな子さんを彷彿とさせます。
衣食住のなかで料理は作る人が多いですが、服を手作りする人はそれほど多くなく、さらに昔の服を再現するという試みはとても面白いコンテンツだと思います。
自分が作った服を自分で着るので無駄がなく、さらに作れば作るほどスキルアップに繋がるので、生活必需品を作る趣味としては料理と並んで最高レベルでしょう。
現代人はついつい既製服を買うことばかりに執着しがちですが、ミシンがあれば自らの手で何でも生み出せるということを忘れています。
単純に考えれば生地と生地をただ糸で繋いでいるだけなので、型さえ合っていれば今着ている服をそのまま再現することも可能です。
学校の家庭科の授業でミシンの扱い方を教わるくらいなので、人として身につけておくべきスキルのひとつなはずですが、特に男性はミシンすら持たない人がほとんどです。
当時のお母さんみたいになった pic.twitter.com/E6LVvlpGF7
— そーいんぐ実況 わかこ (@wakako_sewing) July 28, 2023
わかこさんのような人が情報発信してくれることで、それを見た人が久しぶりにミシンを触ってみようと思えたり、初心者からでも気軽に始めて良いのだと背中を押してくれます。
昭和の型紙を設計した人もまさか半世紀以上後の未来人が興味を持ち、服を再現してくれるとは思っても見なかったでしょう。
同じ型紙でも素材を変えたり色や柄を変えることでまったく違った印象になります。
既製服だと決まったサイズやデザインに縛れてしまうので、ハンドメイドだからこそ理想的な服を手に入れることができるのです。
もしどの趣味も今ひとつしっくりこないという人がいるなら、衣食住のどれかに関わる趣味を見つけると長続きするかもしれません。
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