プレッパー大勝利か?自然災害や経済崩壊に備える人たちはパンデミックでも高みの見物

プレッパーのシナリオが現実化

プレッパーとは予期せぬ自然災害や経済崩壊によって社会が機能しなくなった時に備えて、平常時からコツコツと生活物資を備蓄する人たちの事を指します。

プレッパーと言っても人それぞれ自分が思い描くシナリオがあり、核戦争に備える人もいれば金融ショックを危惧する人など様々です。

もちろん今回の新型コロナウイルスによって引き起こされたパンデミックというシナリオは割合として多いと思います。

シナリオによって多少の違いはあれど、あらゆる状況に対応するための策を講じているので、備蓄に関しては抜かりないはずです。

こうした思考を持つ人は平常時にはあまり理解されなかったり、変人扱いされることが多いですが、いざそうした事態になると周囲の目が尊敬の眼差しに変わるでしょう。

他人にどう思われようとも自分の信念に基づいてブレずに行動できる人は、例えそれが自分には到底受け入れられないものでも一定のリスペクトをするべきです。

元バレーボール選手でタレントの川合俊一さんが自宅にマスク1000枚と懐中電灯40個をストックしているというエピソードを語っていましたが、それも平常時と非常時ではまったく違う印象に感じます。

マスクは消耗品として良いとして懐中電灯40個はさすがに過剰すぎると思いますが、幼いころに家が停電に悩まされた経験から家のあらゆる場所へ置いているそうです。

一種のトラウマが人格形成に影響してプレッパー的な思考へと行き着いたのでしょう。

平常時に豊富に売られているマスクを自腹で購入しているだけなので、誰に文句を言われる筋合いもありません。

むしろ周囲のマスクが不足している人へおすそ分けまでしているので好印象です。

プレッパーが異端ではない時代へ

プレッパーは緊急事態になって慌てて買い溜めする人たちを見て何を思うでしょうか。

「それ見たことか我々の言ったとおりだ!」

そう言って慌てふためく人々をよそ目に高みの見物をしているかもしれません。

世界規模の危機に個人の勝ち負けなど意味をなさないですが、生存率では圧倒的な差があると思います。

常に目の前の生活に一杯一杯な人と未来のシナリオを予測しながら生きる人では比較になりません。

新型コロナウイルスによって壊滅的な打撃を受けているニューヨークでも幸いスーパーへ買い物に行けば食料が手に入りますし、電気・水道・ガスなどの生活インフラも使えます。

極力自宅に引きこもっていれば感染リスクが低いので、人類が初めて経験する引きこもり推奨期間となっています。

このままパンデミックが収束へ向かうのが我々の望むシナリオですが、おそらくプレッパーはさらに状況が悪化することを踏まえて動いているでしょう。

物流やインフラが止まった後どう生き抜くかまでをイメージしているからこそ彼らは異端なのです。

国家としてもロックダウンして国民の生命を守るか、感染上等でとにかく経済を回すことに専念するかで明暗が別れてきます。

どちらが正しいかは結末までわかりませんし、日本はどちらにも傾倒していない中途半端な状態なので、おおまかにこの3通りの結末に分かれるだろうとは思います。

テレビでは専門家でもない評論家や芸能人などがそれぞれ好き勝手に自分の意見を言って、それを全国放送で垂れ流している状態なので、そうした番組を見続けると余計不安になったり頭が混乱します。

専門家の意見以外は真剣に聞かないとか自分なりに情報を線引きするのが良いでしょう。

プレッパーならそもそも政府やマスメディアを信じず、支配階級の力が及ばないローカルなラジオやインターネットを情報源としているので、情報に振り回されることは無さそうです。

きっとパンデミック後の世界はプレッパーまで極端ではなくとも備蓄や非常時への対策を今以上に徹底する人が増えるでしょうし、その際にはプレッパーが変人からお手本として正しく評価されてほしいです。