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この世で一番大切なものが永久歯な理由

歯の模型

この世で一番大切なのは永久歯』というのは少し大げさにも聞こえますが、永久歯の重要性を真剣に考えると、意外と納得できる理由がたくさんあります。以下にその理由をわかりやすく解説します。

この世で一番大切なのが永久歯な理由

一生に一度しか生えない

永久歯は名前の通り永久に使うことを前提とした歯です。実際には50~60年が寿命だと言われています。乳歯は抜けても生え変わりますが、永久歯は一度失えば二度と自然には生えてきません。例えるなら『一生モノの道具』を使い続けるようなもの。失ったら、高額なインプラントや入れ歯で代替するしかなくなります。

歯科医師を対象に行った『歯の資産価値』に関するアンケート調査では、永久歯1本の価値は平均104万円に相当する結果になりました。私は20代で一か所神経を抜き、その後銀歯の下が再び虫歯になる二次カリエスで痛い目を見ました。神経がないので自分ではなかなか虫歯に気づけませんでした。

食べること=生きること

歯は"食べる"ための重要な器官です。どれだけ栄養価の高い食材があっても、噛めなければ意味がありません。噛めないと、栄養不足、消化不良、さらには認知症のリスクも高まるといわれています。口の中が不衛生だと歯だけでなく、様々な病気の原因になるので常に清潔を保つことが万病を防ぎます。

顔の印象や発音、表情にも関係する

歯並びや歯の状態は、顔立ち・笑顔・滑舌・自信にも影響します。永久歯を失うと、顔の筋肉がたるんだり、発音が不明瞭になったりして、見た目やコミュニケーションにも悪影響を及ぼします。

精神的・社会的な影響も大きい

歯が悪くなると、外食を楽しめなくなったり、人前で話すのをためらったりと、生活の質が低下します。歯が健康=自信が持てることでもあり、人生全体の充実度にも関わってきます。

治療費が高い

永久歯を失うと、保険の効かない治療(インプラント、セラミック歯など)に数十万円かかることもあります。つまり永久歯を大切にすること=将来の医療費を抑えることにつながります。一度でも歯の表層部分のエナメル質を突破されると繰り返し虫歯になりやすくなるので、できるだけ歯を削らない治療が長期的に見て歯の寿命を伸ばします。

現代の医療では新しい歯を生やすことはできず、どんな高品質なインプラントやセラミック歯でも全てにおいて天然の歯にはかなわないので、永久歯の価値が落ちることは当分ないでしょう。人生100歳時代においてはその価値がさらに高まるでしょう。

結論

永久歯は生きる・食べる・話す・笑う・自信を持つといった人生のあらゆる場面を支える存在。たった一度しか生えない一生モノの財産。だからこそ、この世で一番大切と言ってもあながち大げさではないのです。

もしタイムトラベルして昔の自分に会えたら、とにかく歯のメンテナンスを欠かさずにやれと言うでしょう。この記事を読んだあなたにも永久歯を大切にしてほしいので、毎日の歯磨きとフロスや歯間ブラシ、そして定期的に歯医者へ行ってください。

日本人は歯のメンテナンスを軽視しがちですが、失ったときの絶望感は半端ないので、年老いても一本でも多く永久歯を残す努力を若いうちから始めましょう。

その他

Posted by Coro