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フジマック 投げ込みヒーター 世界的な半導体不足でエコキュートなど給湯器の修理や交換が滞るなか需要が増加

2020年秋ごろから露呈した 世界的な半導体不足は2022年でもなお影響を及ぼしており、様々な産業において支障が出ています。

また半導体の生産国には韓国・台湾・中国・日本といった東アジア諸国が上位を占めており、軍事衝突や貿易摩擦のリスクが高いことが懸念されています。

半導体不足が数年先まで解消されないという予測もあり、さらに台湾有事などが勃発すればどうなるかわかりません。

日々の生活に欠かせないお湯を得るためにほとんどの家庭に給湯器があると思いますが、ガス給湯器のほかにエコキュートやウォシュレットなど様々な機器に半導体が使われています。

世界的な半導体不足によって故障しても修理ができなくなったり、新製品の納期に遅延が発生しています。

数日間お湯が使えないだけでも相当辛いのに何十日と待たされる時のストレスは想像以上でしょう。

ガスコンロでお湯を沸かせば多少のお湯は作れますが、浴槽いっぱいまでお湯を作るのは手間がかかります。

そんな悩ましい状況を打開するために需要が増えているのが投げ込みヒーターです。

日本ではあまり目にする機会のない道具ですが、作業現場などでお湯が必要な時にコンセントに接続してバケツに突っ込んでおけば簡単にお湯が手に入るので重宝されています。

本来は30リットル以下程度の少量の水を加熱するために設計されていますが、突っ込む先をバケツから浴槽に変えるだけで原理的には大量のお湯を得ることができます。

バケツでは短時間でお湯になりますが浴槽の水を沸かすとなるとかなりの時間を要します。

500Wから1500Wほどの製品が多いので何時間も付けっぱなしだと電気代が馬鹿になりません。

あくまである程度の水量をガスを使わずに温める道具という認識で使うのが良さそうです。

ブリキやステンレスなど金属製の容器で使用することが推奨されているので、30リットルほどを一度の温めようとすると業務用バケツやタライなどが適しています。

サーモスタット付や温度調節できるタイプもあるので、それらを使えばより安全にほどよい水温まで上げられます。

赤ちゃんやペットなら浴槽ほど多くのお湯を必要としないので、もし何かしらのトラブルで給湯器が使えない時でも慌てずに済みます。

普段は気にすることはありませんが、200や300リットルほどのお湯を手に入れるにはそれなりのエネルギーが必要で、失った時にその有り難みがわかります。

半導体のような小さなパーツが欠けるだけでも動作しなくなるので、便利さを追求するとそれだけ繊細なシステムになりがちです。

投げ込みヒーターは熱したパイプで直接水を温める単純明快な仕組みで様々な用途に使えるので、あながち捨てたものではない道具です。