もくロック レゴブロックと互換性がある国産の木製ブロックは森から生まれ森へ還る
子供のころ多くの人が夢中になって遊んだ経験のあるレゴブロックですが、プラスチック製で非常に丈夫なため多少乱雑に扱ってもびくともしません。
それより歴史の古い積み木は名前の通り木材を使用していますが、形状はレゴブロックほど複雑ではありません。
木材を精密に加工するにはそれなりの技術や設備が必要なので、積み木といえば丸や四角などシンプルなものがほとんどです。
そんなレゴブロックと積み木をかけ合わせたような玩具がもくロックです。
via MOKULOCK
山形県の豊かな森林と精巧な技術によって生み出された木製ブロックは世界で唯一ということで価値があります。
レゴブロックだと色合いが派手なのでどうしてもインテリアとマッチしにくいですが、ものロックだと子供が作ったものを飾っておいても見栄えがします。
積み木には凹凸がないのですぐに崩れてしまい遊んだら基本的にしまっておくしかありません。
やはりブロック同士は結合する力が強いので、積み木よりも自由度が高く子供の創造性を存分に発揮できます。
非常に精度の高いもくロックはレゴブロックとの互換性もあり、組み合わせて遊ぶことができるようです。
ただし木材は自然のものなので柔らかく気温や湿度で膨張と収縮を繰り返しているため、無理にはめ込むと割れる可能性があります。
もくブロック同士でも季節によってはめ込みやすさが変わりますが、木目をそろえることでズレを最小限に抑える工夫がされています。
レゴブロックにはない特徴としてはやはり無垢材による木の香りや質感を直接感じられ、ひとつひとつ木の種類や木目が違うのでプラスチック製にはない温もりを持っています。
サクラ、カバ、シデ、ケヤキ、ホオ、カエデ、クリ、ブナ、ミズキなどの広葉樹はそれぞれ色味が違うので、組み合わせた時の微妙な色の違いがオシャレです。
意外と様々な木に触れる機会が減っており、子供は大人よりも敏感に変化を感じ取るので
1ピース100円以上するので決して安くはありませんが、日本の職人がひとつひとつ手作りしていると考えると当然の値段かなと思います。
大人になってもインテリアとして十分に飾っておける品質ですし、次の世代に引き継いでも木の味わいが増して良さそうです。
もし遊び終わって必要なくなったらもくロック事業部へ森へ返すことを明記して送れば、森から生まれたブロックは再び森へと還されます。
毎年植林と伐採が行われその循環の中にもくロックが組み込まれているので、森を育てながら継続できる素晴らしいビジネスモデルだと思います。
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