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AIWA AR-A10 電池持ちが良く前面ダイヤルのレトロなデザインがおしゃれな格安ホームラジオ

ラジオ放送は今でこそインターネットに接続すればラジオを持っていなくてもradikoなどで聞くことができますが、インターネット環境のない場所や停電しても聞けるラジオにも価値があります。

またインターネットラジオは音声をデジタル変換処理する過程でどうしても遅延が生じてしまうため、時報や緊急地震速報などリアルタイムな発信に弱いです。

ラジオのなかでもアナログラジオは独特な雰囲気を持っており、自分の指でダイヤルをつまみチューニングする感覚はデジタル機器では味わえません。

スライドボタンだとお年寄りや手の不自由な人には操作しづらく、手で持った時にうっかり動かしてしまうことがありますが、ダイヤルはつまんで操作しやすいので扱いやすいです。

AIWA AR-A10は令和の時代にダイヤルが4つも付いたレトロなデザインで、昭和においてソニーの関連会社としてブランドを確立するも一度消滅したAIWA (アイワ) が復活し再びラジオを販売していることに情緒があります。

私が初めて手にしたラジオが学生時代に買ったAIWAのポケットラジオなので、AIWAと言えばラジオという印象が強く残っています。

AIWA AR-A10はRetekess TR604という中国メーカーのラジオにそっくりでOEMである事がわかります。

ダイヤルが側面にだけ付いてるラジオが多いですが、このラジオは選局ダイヤル以外が前面に集まっているので、どの角度から手を伸ばしても操作しやすいです。

このラジオの特徴は前面ダイヤルだけでなく、単1電池3本で350時間という電池持ちの長さがあり電気のない環境に強いです。

ワイドFMに対応しているのはもちろん、音質をソフト・クリアに変更するダイヤルが付いているのも面白いです。

人の話す声は多少ソフトな音質の方が聴き疲れしにくいので、番組の内容によってすぐ切り替えられるのは便利な機能です。

価格もAIWAらしく控えめに抑えられており、ソニーやパナソニックのような巨大ブランドとの差別化が図られています。

国内メーカーのアナログホームラジオとなると今の時代かなり選択肢が限られてきますが、AIWAがこの隙間を埋めてくれると非常にありがたいです。

AIWAはラジオの他にもカセットレコーダーやラジカセなどちょっと懐かしい製品を販売しているので、大手が撤退したような分野で積極的に商品展開していけば輝けるかもしれません。

ずっしりと重量感のある現行品のアナログラジオは貴重なので、AIWAにはこれからもレトロなデザインのラジオを販売してほしいです。