ユニクロ セルビッジ スリムフィット ストレートジーンズ (ストレッチ) 2年後のエイジング (経年変化)
2015年製のユニクロ セルビッジ スリムフィット ストレートジーンズ (ストレッチ)を履き続けて丸2年が経ちました。
リジッド (未洗い)デニムだったので当初はジーンズを履いた日に風呂場で足首の垢を落とすと青っぽく着色していましたが、それも何度か洗っているうちに落ち着いてきました。
生地にストレッチ性を持たせるためポリウレタンが混紡されていますが、まだ2年では目立った加水分解は起きていません。
色落ちも緩やかで濃いジーンズを長く履きたい人には合っているかなと思います。
もちろん履く機会や洗濯する頻度で色落ち具合も変わりますが、比較的色落ちしにくい生地なのかなという印象です。
根っからのジーンズ好きは色落ちのしやすさや綺麗に色落ちする生地を好む傾向があるので、このようなジーンズにはあまり関心を示さないでしょう。
メーカーが色落ちしにくいよう生地や染料を改良してきた歴史に反して、昔ながらのジーンズを再現した商品に人気が集まるのもそのせいです。
それでも年に数回洗うと若干青みが薄れてシワの凹凸が目立ってきました。
安物だとチャックが次第に緩んできて勝手に下がってきたりする粗悪品もありますが、このジーンズはYKKのファスナーなので品質に問題ありません。
一番摩擦の多いヒザやお尻部分は濃紺から青色へ変わりつつあります。
新品の平坦な色合いよりもこのくらい立体感がある方が個人的には好きです。
最初から人工的に色落ちさせたものは自分の骨格とは違った色落ちになってしまうことがあり、例えば膝の位置などは個人差があるので不自然に感じることもあるでしょう。
そういった意味で平坦な色合いに自分の骨格を押し当てる事をくり返して、ようやくそれが生地に現れてきました。
バックポケットは特に座る時などに擦れやすいので端から白くなっていますが、ステッチの毛羽立ちはあってもほつれてはおらず、しっかりと縫われている事がわかります。
最近ストレッチジーンズばかり履いて綿100%ジーンズを久しく履いていないので、ストレッチの快適性に体が慣れてしまったらもう昔ながらのジーンズが履けない体になっている可能性があります。
生地が薄くて動きやすいのでジーンズというよりはデニムパンツに該当するような気がします。
こうした新品からの経年変化の記事というのは少なくともサイトを複数年運営するか、その前から記録しておく必要があるためあまり情報がありません。
また同じ商品でも履き方次第でまったく別の表現になるので価値のあるコンテンツだと思います。
新品を買って紹介する記事は簡単に作れるので世にあふれていますが、経年変化の記事はそれだけ根気が必要なので、じっくりと腰を据えてサイト運営したい人には向いています。
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