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Stone Simulator 石の上にも三年どころか己が石となり自然の中で瞑想する奇作シム

人間として日々生活していると人間関係や仕事などのストレスで疲弊することが度々あります。

いっそのことその辺に転がっている石になれば、この死ぬまで終わらない悩みから開放されて楽になれそうな気がします。

それでは実際に石として生きてみなさいというゲームがこのStone Simulatorという作品です。

プレイヤーは自然の中にあるただの石になり、季節や天気の移り変わりのなかでじっと過ごすことしかできません。

石の上にも三年ということわざがありますが、石そのものになれば身動きすることもできず、ひたすら瞑想して大地の一部として存在するのみです。

もし体が石となり意識だけある状態だと死ぬことができず、半永久的にその場に存在するだけの地獄のような日々です。

地上に転がっているならまだしも地中に埋まった石だとさらに過酷です。

人生は終りがあるからこそ、ある程度の苦難でも耐えられるという節があります。

実際には画面越しに景色を眺めるだけなので、好きな時に始めて好きな時に止めることができます。

禅寺で瞑想するくらいの気楽な感じでプレイすればリラクゼーション効果があるでしょう。

瞑想は禅寺へ行かなくても心を無にすればどこでもトランス状態に入り、別世界へいるかのような感覚になります。

一般的なゲームは多くの時間を費やさないと解除されない実績がありますが、Stone Simulatorには10年間起動しないと解除される実績があり、むしろプレイしないことが実績コンプリートへの近道となります。

毎年たくさんのシミュレーターが発売され、近年は行くところまで行ったのか焚き火を眺めるだけだったり、石シミュレーターのような奇作が登場しています。

他のゲームを長時間プレイして疲弊した人やそもそも実生活が過酷すぎてまともにゲームする気力が無い人こそ、このStone Simulatorをプレイするべきだと思います。

太陽に照らされ風に揺らめく草花だったり、夕焼けや真夜中に輝く月をボーっと眺めていると、それだけで脳がリラックスして心が浄化されるでしょう。

人類が生まれる前から石はそこにあり、人類が滅んでもおそらく石はそこに変わらずあるでしょう。

太陽や月も何十億年前からあり、人間の時間軸から考えると悠久の時のなかで変わらない光景が続いています。

人間社会は急激に変化しすぎでその変化に耐えられるほうが異常であり、たまには石になってあらゆる苦悩から開放されてみるのも良いかと思います。