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令和6年能登半島地震で露呈した通信手段の脆弱性 孤立した被災地にスターリンクを導入せよ!

2024年4月2日


Photo by opensea.io

2024年の元日に発生した令和6年能登半島地震は年明け早々にお祝いムードから一転して人々に絶望感を与えました。

石川県はもともと鉄道路線が少なく、特に奥能登には電車が走っていません。

最大震度7を観測した内陸で最大級の地震によって道路の陥没や沈下が発生して通行できなくなり、奥能登の孤立した被災地では物資が行き届かない状態となりました。

ヘリコプターによる輸送手段もありますが、通信手段も断たれているため被災地の情報が把握しにくいです。

情報化社会によって水や食料よりもまず通信手段の確保が優先されるようになりました。

孤立した被災地では外部と通信できるかの有無が生死に関わるので、一刻も早く外部と通信できる状態へ復旧する必要があります。

アメリカの民間企業スペースX社が開発したスターリンクは衛星を利用してインターネット通信を行うので、地震によって基地局が被災して通信障害が起こることがありません。

孤立しやすい集落の役場や避難所などにスターリンクを導入することで、外部との通信を安定して行えるので地方の自治体ほどその効果を発揮します。

発電機や蓄電池で電力を供給できさえすれば停電時もインターネットを使えるので、圧倒的に被災地の復旧速度が上がります。

もし通信手段が確保できていれば、救えた命もあったかもと思うと残念でなりません。

2024年1月3日にスペースXがスマホとの直接通信が可能な衛星の初打ち上げに成功し、auがその衛星を利用した日本全土をカバーする新たなサービス開始する予定なのも思いがけないことです。

基地局を使う場合に比べて電波が弱いのでSMSのような簡単なメッセージのやり取りのみですが、今までより災害に強くなりそうです。

スターリンクは個人でも契約できますが、今は割高感があり普及が進めば価格も下がると思うので期待しています。

通信障害は外部だけでなく役場や避難所の職員同士の連絡にもスマホが使えないので、うまく連携が取れず不備が生じてしまいます。

現代社会はスマホに頼り切った生活をしているので、それとは別に非常用の通信手段を用意しておく重要性がわかりました。

度重なる大災害を経験し令和の時代になっても体育館にマットを敷いてぎゅうぎゅう詰めで被災者が横たわる姿を見ると、いつまでも変わらない行政の怠慢さが浮き彫りになります。

体育館を避難所にしてる国なんて日本以外では無いのです。

真冬に毛布一枚とおにぎり一個を渡されても寒さと空腹でとても眠れません。

自然災害の多い国なのにあまりにもお粗末な備えなので、これを機にいいかげん根本から変えていかなければいけません。

奥能登に限らず人口が現象すれば各地で孤立した集落が増え、いざ被災すれば救助すらままならない状況になります。

起きることが確定している南海トラフ地震が間近に迫るなかで、改めて防災への意識を高めていきましょう。

空が見えれば、どこでもつながる|au・スペースX

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Posted by Coro