農民への回帰 今こそ日本版ダーチャが必要な時代ではないか?

日本版ダーチャの構築
2024年に"令和の米騒動“と言わんばかりの深刻な米不足が起こり、その翌年とまた同じことが引き起こされるのではないかという状況。
流通が戻っても米の値段は高止まりしたままで庶民の生活は苦しくなるばかりです。
米以外にも異常気象で野菜の収穫量が減ったり、鳥インフルエンザの流行で鶏肉や卵の生産量が減少するなど食糧問題が目立ちます。
そもそも元の値段があまりにも安すぎるので、物価が高騰する限りは農業や畜産を続けていけないという理由もあります。
これまで消費税が段階的に上げられてきたり、少子高齢化によって社会保険の負担も日に日に増しています。
これまで頭の片隅にはあるけど何とか耐えてきた国民も電気代や食費にまで影響が現れるとさすがにやばいと気付き始めました。
農家の平均年齢が加速度的に上がっているのを考慮して、数年後にはかなり悲惨な状態になることが予想されます。
問題があっても事が起きるまで見て見ぬふりをするという国民性によって、歯車が狂った時のインパクトが増大するでしょう。
悲観的なことばかりを考えても仕方ないので、少しでもこのインパクトを避けるためには日本版ダーチャの構築が有効ではないかという意見です。
ダーチャとは旧ソ連時代に第二次世界大戦中から戦後の食糧不足の対策として政府が郊外の土地を与えたのがきっかけで、国民は週末や大型連休になるとそこで家庭菜園をしたり、休暇を過ごすのが定例となりました。
いわゆる菜園付きセカンドハウスですが、日本では別荘を持つことは富裕層のイメージが強いです。
しかしダーチャはもっと質素で誰でも所有しているものなので、決して富裕層だけの特権ではありません。
東京に住んでいるとすべてが都内で完結してしまい、都外へ出かけることすら稀な人も多いでしょう。
もし郊外にダーチャがあれば気軽に都心から離れて過ごせるので、人が適度に分散されて都内の快適性も上がりそうです。
食料の価値
高度経済成長を経て食料を買うことが当たり前になってしまいましたが、昔は多くの家庭が鶏を飼っていたり、畑を耕して食料を生産していました。
日本経済がこのまま衰退すると再び農民への回帰が起きるのではないかと思います。
食べ物が手に入りにくかったり買うよりも育てた方が安上がりになれば、自然と自分たちで育てようという気持ちになります。
昔のように農業で生計を立てるというよりは純粋に新鮮な食料を得るために家庭菜園をするという感覚です。
生産効率を追い求めず自分たちや近隣住民が食べる分だけ生産するならそこまでハードルは高くありません。
交通インフラ老朽化による物流の業務効率の低下も相まって、より狭い地域で食料生産が完結する方へシフトしていく流れです。
これによって人々の暮らしは大きく変化しますが、食料の価値が適正に見直されるのでそれはそれで良い時代になるかと思います。
丹精込めて作っても赤字になったり、大量破棄を余儀なくされるような市場は明らかにおかしいので、そろそろ消費者が意識を改める時です。
ソ連崩壊前後に経済がめちゃくちゃになった時でもダーチャが多くの国民の命を支えました。
日本は生活保護の捕捉率が低く、本当に困っている人には冷遇する国なので、せめて最後の心の拠り所として日本版ダーチャの実現を強く望んでいます。
https://www.shaveoffmind.com/dacha-natural-farming/








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