プラチナ万年筆 プレピー 世界一売れている万年筆は圧倒的な安さと高品質で大人気
日本で筆記用具といえば鉛筆・シャープペン・ボールペンなどが一般的ですが、万年筆は選択肢にも入らないという人が大半です。
万年筆は高級なイメージが強くよほど文房具好きではない限り日常使いしている人はごくわずかです。
そもそもペンを使って紙に書く機会が減っているので、万年筆だといざという時にインク切れを起こしたり、インクを入れる手間を考えると面倒臭さの方が勝ります。
プラチナ万年筆 プレピーはそんな万年筆の概念を覆すほど圧倒的なコストパフォーマンスを持った製品です。
まず日本製の万年筆がワンコイン以下で買えるという破格の安さに加えて、安かろう悪かろうではない創業100年以上の総合筆記具メーカーが製造していること。
一般的なボールペンと大差ない値段で万年筆が買えてしまうのはかなりの衝撃です。
これだけ安いとたしかに世界一売れるのも納得と言えるでしょう。
“プレピー"とは英語で名門私立校の生徒や良家のお坊ちゃんというような意味で金銭面が裕福なイメージですが、その名に反して小学生のお小遣いでも買えそうな価格設定です。
プレピーの他にもパイロット カクノやラミーサファリなど入門向けの万年筆がありますが、どれも値上がりしています。
カクノは誤飲窒息防止の穴が空いておりインクが乾きやすいという欠点があります。
穴を塞げば乾くのが抑えられますが少し改造が必要になります。
完全に密閉すると気圧の関係でインクが出過ぎる"ポンピング“という現象が起こるのであえて密閉させないものらしいですが、プレピーのキャップ部分にはスプリングが埋め込まれており、気圧が急激に変わること抑えてポンピングを防止する機能が備わっています。
グレードの高い万年筆には備わっている機能ですが、プレピーに実装されていることに意味があります。
つまり穴を塞いだだけでのカクノではポンピングの発生までは抑えることができないのです。
インクの乾きにくい万年筆であればボールペン感覚で日常使いに支障がないですし、筆記用具としての使い心地は他のペンでは味わえないものがあるので、プレピーは万年筆をかなり実用レベルまで落とし込んだ製品だと思います。
高級な万年筆だと丁寧に扱わなくてはという気持ちが働いて、雑に扱えずコレクション化してしまう傾向にありますが、プレピーなら例え壊れても買い替えれば良いという楽な気持ちで使えます。
多くの万年筆を収集してきたマニアでも普段遣いはプレピーやラミーという人がいて、日常生活に溶け込む万年筆としては決して高級万年筆に劣りません。
また別売りのインクコンバーターを付ければ、好きなボトルインクを吸引して使えるので経済的かつ自由度が上がります。
プレピー本体があまりにも安いのでインクコンバーターの方が高いという摩訶不思議な状態です。
スケルトンボディにゴールドやシルバーのインクコンバーターを装着すると、少し高級感が増して見た目が華やかになります。
インクコンバーター込みでも1000円前後に収まるので、プレピーを頻繁に使うつもりなら断然おすすめです。
万年筆は実際に普段の生活に取り入れてみないと、どのくらいの頻度で使用するのかわかりませんし、途中で熱が冷めて放置してしまうこともあるでしょう。
高級万年筆だとなかなかの出費になってしまうので、まずはプレピーで自分と万年筆との距離感をつかむ方が確実です。
他の筆記用具と違ってあまり筆圧をかける必要がなく、ペンを置く角度やわずかな筆圧の変化によってメリハリが出せるのが万年筆の特徴です。
ペン先はステンレス芯ですが薄くしなやかな作りなので、それが書いた時の心地よさにつながっています。
これまでの筆記用具とは違った万年筆ならではの楽しさを手軽に体験したいならプレピーから始めてみましょう。
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