マイナンバー制度は国民を管理社会へと移行させ、ヒトラーの予言が現実化するのか?
なんかオカルトチックなタイトルになってしまいましたが、多少オカルト要素も含みます(笑)
科学で解明できないものは基本的にオカルトになってしまいます。人間自身の体の謎も解明できないほどの科学力なので、まわりにはオカルト要素で溢れかえっています。
話を戻してマイナンバー制度というのが来年 (2016年1月)から開始されますが、3ヶ月前の今年 (2015年10月)には早速マイナンバーが通知されます。
目次
住基ネットとの関連性
ひと昔前に住基ネットが話題になりましたが、マイナンバーは住基ネットをベースに番号を生成するので関連性は高いです。
マイナンバーの利点
個人番号カードは身分証明書として使えるので、自動車免許や保険証の代わりになるので便利になります。
行政が個人の所得を把握しやすくなり、脱税を防止し社会保障の手続きや本人確認が的確に行えます。
マイナンバーの危険性
先進国ではすでにマイナンバーのような制度が実施されているような雰囲気を醸し出していますがそれは大きな間違いです。
ほとんどの国が住民登録などの用途に利用されているのに対して、社会保障と税務を一括管理するマイナンバーの導入は今世紀始めてではないかと思います。
しかも生涯変わることのない個人番号を強制的に付けられるのだからかなり不気味な政策です。
「先進国は全てマイナンバーのような制度を入れている」のウソ(1)- 自治体情報政策研究所のブログ
社会保障と税務の一括管理を行っている国はアメリカ (1936年)とイギリス (1948年)の2カ国のみ。
マイナンバーほど個人を強固に紐づけた共通番号の発行は世界でもかなり異例な制度と言えます。
国民の個人情報を監視したい政府
マイナンバーは良い面も多少ありますが、それ以上に国民のプライバシーや人権を政府が握ることで、お金の流れや経歴までも丸裸にされいつでも制裁しやすいような仕組みになります。
今のところ兆候は見られませんが、過去には戦後まもなく預金封鎖や財産税で個人資産を徴収した歴史もあり、そのような暴挙も実行しやすくなります。
わずか12ケタの個人番号が流出しただけで、一生自分の個人情報が流出し続ける恐れがあると考えると不安になります。
ヒトラーの予言する未来
ちょっとオカルトチックになりますが、ナチス・ドイツを率いて第二次世界大戦の火蓋を切ったアドルフ・ヒトラーは生前に多くの未来を予言を残しています。
自らが始めた大戦の終戦する年月も言い当てたほど洞察力に富み、遠い未来の出来事まで把握していたと思われます。
オカルト抜きにしてもあれほどの指導者になると先見の明がずば抜けて高くないと務まらないのかもしれません。
そんなヒトラーの予言には日本の未来を暗示しているかのような発言も見受けられます。
「未来の社会はどんな様相を見せるだろうか。同志諸君、申し上げよう。
まず闘争によって選りぬかれた貴族階級が現われる。新しい中産階級、無知な大衆、新しい奴隷、仕えるものの集団、『永遠の未成年者集団』があろう。そしてこれらすべての上に、さらに新しい貴族がある。特別の指導的人物である。
このように、支配をめぐる闘争によって、国の内外に新しい身分が成立する。しかも東方が巨大な実験の場になる……そこに新しいヨーロッパの社会秩序が生まれるのだ」
拡大する貧富の格差や明確な階級が日本から誕生すると解釈できます。
大衆は無知のまま暮らしてもらった方が管理する側にとって都合が良いことは明白でしょう。
「よろしい、では解説してやろうハンス。私が言った未来に現われる『永遠の未成年者集団』というのは、もちろん、死ぬまで大人になりきれない人間たち、ということだ。
そんなことは、厳しい正常な社会ではありえない。だからそうなる背景には、甘やかされた異常な社会が当然ある。その中で、同じように大人になりきれない親に、愛玩動物のように育てられるため、子どもも成人しても真の大人になれないのだ。」
「しかしハンス、じつはそれだけじゃない。私が本当に言いたかったのは、そのことではない。
未来社会には、そういう『永遠の未成年者集団』が現われる一方で、幼いときから大人の思考と感情を持った人間たちも現われるのだ。信じられないだろうが、彼らは胎児のときからさえ、そのように教育される。5つか6つで一人前の理屈と判断力を備え、13、4歳にもなれば、並の大人を指揮するほどの力を持つようになる。
つまり両極端ということだ。肉体が大人で感情が幼児のようなグループと、肉体はまだ青春期にまでいかないのに、思考と感情が大人を超えるグループ……」
「しかもハンス、それは人間の発育状況だけじゃないのだ。人類と社会のあらゆることが、未来には、そのように両極端に分かれてしまうのだ。
たとえばカネだ。一方には腐るほど大量のカネを持ち、広く高価な土地を持ち、労せずして限りなく肥っていく階級が現われる。貴族とか新しい中産階級とか言ったのはその意味だ。
だが少数の彼らが現われる一方、他方の極には、何をどうやっても絶対に浮かび上がれない連中も現われるのだ。
それはカネだけの問題でもない。より正確にいえば、精神の問題だ。限りなく心が豊かになっていく精神の貴族、精神の新しい中産階級が現われる半面、支配者が笑えと言えば笑い、戦えといえば戦う『無知の大衆』『新しい奴隷』も増えていくのだ。」
ヒトラーの予言
それ以外にも国家や気候や精神などすべての物が二極化するだろうと予言しています。
つまり見た目は子供!頭脳は大人!のような名探偵コナンを地でいく天才が現れる一方で幼稚化した大人達も増えるということです。
今の日本社会を見ているとあながち絵空事とは言い難いほど現実と酷似してきているのが笑えません。
マイナンバー導入後の社会
アメリカとイギリスを除けば異例の制度となり、まさに米英 (ユダヤ)による壮大な実験場がこの日本なのかもしれません。
マイナンバーと消費税10%に増税後の還付制度を紐づけようとする動きもみられ、様々なところで問題が生じて混乱する予感がします。
まず無知な大衆から脱却するにはしっかりと自分の頭で考えて行動する手間を惜しまないことです。
いずれは精神もコントロールして自由に操作するSFのような未来が待ち受けているのかもしれませんが、少しでも抵抗しないと好き放題やられるので大衆は知恵を付けなければなりません。
マイナンバーを管理するのはロボットではありません。今年は年金情報が大量に流出しましたが、ほぼノーガードといってよいほど無防備な管理体制でした。
マイナンバーについてもセキュリティをまったく信頼していません。もしマイナンバーが流出したら年金どころの騒ぎではありません。
実際にアメリカではマイナンバーの売買が問題となっています。商品購入にもマイナンバーをいちいち提示していたら、それだけ流出するリスクも高まるので国民はかつてない高リスクに晒されることになります。
そもそも政府に個人情報が筒抜けになってしまうので流出以前の問題ですが、悪用されないことを願うしかありません。
今は管理する側に都合のよい社会へ移行するために、大衆に気付かれぬよう少しずつ慣れさせ理想に近づけていく過程にあるので、大切なのは惑わされぬよう思考を止めないことです。
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