エスビット ポケットストーブは固形燃料だけでなく炭火や焚き火にも使える万能アイテムだった

エスビット ポケットストーブは1936年から製造販売されている固形燃料エスビット専用の風防と五徳が一体となったアイテムです。
第二次世界大戦ではナチスドイツ軍にも使われ、戦後もヨーロッパを中心に世界へと普及していきました。
驚くことは80年以上前からデザインにほとんど変更が加えられておらず、当時から完成度の高い製品だったのがうかがえます。
タフな金属製でエスビットのパッケージがちょうど収まるサイズ感で持ち運ぶ際には収納ケースになります。
五徳の開き具合によって上に乗せるものに合わせて調節することができますし、五徳自体が風防の役目も果たしています。
ポケットストーブ自体は耐久性が高いので固形燃料を買い足すだけで繰り返し何度も利用することができます。
よく使い込まれて黒く変色したポケットストーブは新品には出せない味わい深さがあります。
エスビットは臭いが苦手だったり煤が出たりするので、他社の固形燃料で代用している人も多いです。

実はそれ以外にもポケットストーブは様々な使い方ができるのをご存知でしょうか?
1つ目は炭を起こして炭火で調理する方法。
2つ目は小枝や枯れ葉を投入して焚き火する方法です。
ポケットストーブはエスビットを乗せる台のまわりに空気穴がほどよく開いているので、炭や枝もスムーズに燃焼させることができます。
固形燃料の欠点は火力調整が難しいのと直火がNGという点なので、ポケットストーブでも直火が可能になればそれだけ調理の幅が広がります。
実際にFisherman’s Spoonというチャンネルでは炭火で焼き鳥を焼いたり、焚き火でメスティンを加熱してラーメンを作る様子を撮影されています。

ただし炭火に関してはスモールサイズではなくラージサイズのポケットストーブを使用しており、その方が焼き鳥の串を置いて焼きやすいのでしょう。
スモールサイズで小枝を燃やすだけでもお湯を沸かすのに十分な火力を得られることがわかります。
サブの火力として念のために持っていく程度の扱いだった人は、一度メインでポケットストーブを使い倒してみるのも面白いかもしれません。
ガスバーナーの方が簡単に火力調整できて煤もでないので主流となっていますが、煤や煙だったりがアウトドアの魅力を引き立てる場合もあるので、ガスバーナーのカートリッジよりも小さなポケットストーブひとつ持って野外活動するのも新たな発見があって楽しそうです。
歴史に裏付けされた使い勝手の良さと、いろいろな意味のちょうど良さを兼ね備えているのがポケットストーブだと思います。








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