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CASIO A1100 もはやチープカシオとは言えない重厚感のあるフルメタルケースのレトロフューチャーな腕時計

チープカシオ (チプカシ) は安価に手に入る実用的な腕時計として人気があり、近年ではあえてコーディネートの外しとして身につける人が増えています。

メタルバンドを採用しているモデルは夏場でも蒸れにくくサラッと付けることができ、樹脂バンドよりも耐久性が高くキラキラしてよりアクセサリー感が強いです。

メタルバンドモデルの多くは価格を抑えるためベゼルがメッキ処理を施した樹脂で作られており、長く使っていると摩擦でメッキが剥げてしまう欠点があります。

チープカシオなのでそれも味わいとして楽しむこともできますが、メタルバンドとの質感の違いが気になり買い替える人もいるでしょう。

CASIO A1100は1970年代に販売されていた52QS-14Bのデザインを現代に蘇らせたモデルで、A100やA120といったリバイバルの波に乗ってレトロなデザインが復活しました。

A1100の注目すべき点は何と言ってもフルメタルケースでその分価格も一般的なチプカシに比べると高いです。

樹脂バンドは数年でバンドが千切れてしまい、メタルバンドはベゼルのメッキが剥げるという弱点を抱えています。

チプカシのヘビーユーザーは千切れた樹脂バンドからナイロンバンドに変更したり、千切れる心配のないメタルバンドに落ち着く場合が多いです。

A1100はその2つの弱点が解消され多少ぶつけたりしても大丈夫な腕時計に仕上がっています。

やはりフルメタルケースだとメタルバンドとの一体感が強まり、ずっしりと重みを感じることができるでしょう。

カラーバリエーションはシルバー (A1100D)ブラック (A1100B)ゴールド (A1100G) の3種類。

液晶部分が小さくシンプルなデザインなのでブレスレットのような感覚で身につけられるデザインです。

日本では今のところ販売されていないので入手困難ですが、いずれ販売されたら人気が出そうなモデルです。

確実に1万円以上するのでもはやチプカシという括りに入るのか微妙ですが、フルメタルのGショックと比べればまだ現実的な価格でしょうか。

アナログ腕時計はそれこそピンからキリまで膨大な数ありますが、デジタル腕時計となると特殊な用途でない限りはほぼカシオに絞られるので、こうした遊び心のあるモデルは貴重なのです。

CASIO STANDARDにはこれからもデジタル時計の理想形を目指してたくさんのモデルを世に送り出してほしいです。

HANDS-ON: Casio Vintage A1100D-1EF