LEGO (レゴ) 基本セット 青いバケツ 4267 古き良き時代の面影を残すブロック
目次
5月5日はレゴの日
5月5日といえばこどもの日が有名ですが、それ以外にもいつくか制定されています。おもちゃの日、自転車の日、薬の日、フットサルの日など様々ですが実はレゴの日でもあります。
0505(レゴレゴ)の語呂合わせでレゴの日本法人であるレゴジャパンが制定したそうです。こどもの日やおもちゃの日もあるので違和感は感じませんが。
青いバケツ
レゴの日に合わせたわけではないのですが、無性にレゴに触りたくなってレゴの中でも基本セットとなる青いバケツを買いました。
見る人が見ればわかりますがこれは現行品ではありません。青いバケツも時代と共にマイナーチェンジしており、これは2003年製のようなので10年以上も前に発売されていたものです。
去年ぐらいから青いバケツには目星をつけていて、いつか入手したいと思っていたのですが今年に入り衝撃の事実が舞い込んできました。
長年売られ続けていたものが、いざ手に入れたいと思った矢先に生産終了とは目を疑いました。
てっきり青いバケツと赤いバケツの後継品がすぐに発売されるのかと思っていましたが、どうもそうではないらしく新品のバケツは在庫のみということになります。
すでに在庫も少なくなり定価以上で売られはじめており今後はプレミア化するでしょう。私も新品の購入を検討しましたが普通に5000円以上します。
レゴは欲しいと思った時に買っておかないとすぐに生産終了してしまうので青いバケツを手に入れるなら今のうちです。
ちょっと前まで3000円ほどで買えていたものがこれだけ値上がりすると購入するか悩みました。
まず現行品の7615には不満があります。これは完全に好みの問題ですがミニフィグの顔が気にくわないのです。
あとはブロックの配色が増えている点。ブロックの配色が増えるとそれだけ1色に対するブロック数が減るのと融通が利かないということです。
そんなときにふとヤフオクを眺めていたら4267の美品がなんと500円即決で売られていました。これはもう悩んでいる暇はありません。
反射的に即決で落札してしまいましたが結果としては大当たり。バケツに貼られたシールは汚いですが、ブロックの欠損はほぼなしでとても綺麗な状態のものが手に入りました。
7615と比べても4267のパーツ構成は悪くありません。女性の髪型が茶色という以外は白・黒・赤・青・黄・緑のみでこれぞレゴブロックという配色。
レゴの思い出
試しに組んでみましたがやはり大人になっても十分楽しいですね。小屋の壁を組む時に自然とレンガのように互い違いに組んで強度をアップする技術も子供時代に自然と染みついたものでしょう。
子供の頃はお城シリーズが大好きだったので基本セットを通り越してお城シリーズばかり買っていました。なので基本セットの色鮮やかなブロックが新鮮に感じます。
お城シリーズばかり集めているとブロックの7割くらいが城壁に使う灰色ばかりになってしまいます。まずはなんでも基本から入るのが大事だとレゴを通して学びました。
いつしか成長と共に遊ばなくなりましたが、大人になると今度はミニフィグをメインに集め出して特にスターウォーズのミニフィグを大人買いしていました。
特に初期のスターウォーズのミニフィグは今では買ったときの10倍ぐらいの値段になっている品もあり大切に保管してあります。
想像力を邪魔しないデザイン
やはり昔ながらのミニフィグは最高です。最近のは染色技術もあがり肌色で表情豊かなミニフィグが作られていますが、私はあれには食指がまったく動かないのです。
スターウォーズに関しても最近の肌色で今風の顔のミニフィグは持っていません。ミニフィグの顔はあの黄色い肌にスマイル顔が至高であると思います。
多少のアレンジはよいですが、最近のデザインはそこから逸脱してしまい魅力を感じないのだと思います。
これは以前に書いたミッフィーの無表情にも通じることで説明しすぎることは想像力を狭める可能性があるということです。
ミッフィー誕生60周年 作者ディック・ブルーナが描くシンプルで強いメッセージ
女性を表現するにもスマイルヘッドで問題有りませんが、このくらいのアレンジであれば許容範囲です。感情を無理に表現していないのでどんな場面でも使いやすいです。
青いバケツの対象年齢は5~10才ですが、それ以上であれば老若男女問わずいつまでも遊べます。近年のマインクラフトの大ヒットなどを見るに、潜在的にクリエイター気質を持った人は多いのだと思います。
マインクラフトに限らず趣味でDIYや手芸など手作りで創作するのが好きな人はレゴブロックの素質もあると思います。
まとめ
レゴの優れた点として耐久性がずば抜けて高く毎日遊んでも400年以上持つそうで、ほぼ半永久的に遊べるということです。
素材を買い足す必要が無く作っては壊すの繰り返しなのでブロック代だけで済みます。これがブロック収集の道へ進むとまた話は別ですが経済的ではあります。
パーツをたくさん集めて作れる幅を広げるのもよいですが、青いバケツの限られたパーツのみでどれだけ遊べるかを追求するのもミニマル思考で面白いかなと思います。
子供に与えれば脳を育成させ、大人は凝り固まった脳をほぐしリラックスさせ、高齢者にはボケ防止として役立つので、子供のわずかな期間だけ遊んで終わってしまうのはもったいない気がします。
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