ソーラーパフ 太陽光で充電して多目的に使える折りたたみ式LEDランタン
via Solight Design
LEDの技術が進歩して実用的なLEDランタンが増えてきましたが、電池で稼働するものはどうしても明るさに比例して重くなりかさばります。
ソーラー充電とLEDは相性が良いですが、近年それらを利用したLEDランタンが登場し始めています。
そんな中でもソーラーパフは本体にヨットのセイル部分に使われている素材を使用しており、軽量で防水性に優れています。
折りたためば薄くなるので屋内外問わずあらゆる場所へ持ち運べる照明として人気があります。
いかにもランタンという見た目ではないので、間接照明やヒモで吊り下げて使うなど多目的な用途が考えられます。
複数のソーラーパフを積み上げてオブジェを作ったり、まるで灯籠のように水面に浮かべたりと普通のLEDランタンでは想像も付かないアイデアが浮かんできます。
LEDの直線的な光を本体に乱反射させて目に優しい光に変えているので、やんわりと周囲を明るくしてくれます。
夜間に電気を灯すことのできない発展途上国の人たちがソーラーパフの明かりの下で炊事や勉強している光景はLEDの可能性を感じます。
まだまだLEDは未成熟な分野なのでソーラーパフも決して完璧な製品ではありません。
極限までコンパクトな本体はどうしても衝撃に弱くなり、ソーラーパネルを備えているとなおさら丁寧に扱わねばなりません。
充電しないと使えないためいざという時に使い勝手が良いのはやはり電池式に分があります。
長期滞在で電池交換をしにくい場合などは予備の電池を持っていく必要がないので便利です。
LEDは他の照明に比べて長寿命と言われていますが、発光させるために細かな回路や基盤が組み込まれており、そこに異常が出ると発光しなくなるため一丸にLEDの寿命だけでは判断できません。
それでも一昔前に比べると格段に明るくて耐久性も上がり値段もこなれてきました。
ソーラーパフに関しても不良品を掴まされると一ヶ月以内に故障したり、バッテリーの持ちが悪いという口コミも見受けられます。
価格はもう少し安ければ手を出しやすいですが、欲しいけど買うかどうか微妙に悩むラインなので難しい判断です。
ソーラーパフの後にソーラーパフミニという製品も登場し、それなら定価でも3,000円を切っているので手を出しやすいです。
明かりの種類はウォームライトとクールブライトがあり、ウォームライトは暖色でリラックスした空間に向いており、クールブライトは明るい白なので作業したりするのに向いています。
他にもファイブカラーという5色に切り替え可能なタイプもあるので、使う目的に合った色を選びましょう。
電池式だとどうしても電池の減りが気になりますが、ソーラー充電だと雑につけっぱなしで放置してもまた日に当てれば良いかという気になります。
確実に信頼して使える照明とはまだまだ言えませんが、これだけユニークなLEDランタンは少ないのでひとつ手元にあると面白いかも知れません。
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