二次燃焼するウッドストーブは燃焼効率が良く煙が少ない構造


Photo by solostove.com

アウトドアで焚き火するのに最適なのがウッドストーブやネイチャーストーブと言われる道具です。

英語で”Wood Stove”と検索しても暖炉ばかり表示されるので、正確には”Wood Gas Stove(ウッドガスストーブ)”という表現が正しそうです。

ウッドストーブには種類がたくさんありますが、その中で二次燃焼する構造のウッドストーブはそれほど多くありません。

二次燃焼とは燃料の木材や炭から発生した可燃性ガスを煙として逃さず熱せられた空気によって再度引火させる仕組みです。

それを実現させるために燃焼室の外側に空気を通す空間を確保した二重構造となっています。

そのため最初は煙が出ますが炎が安定してくるとほとんど煙を出さずに灰になるまで完全燃焼するので燃焼効率が良いです。

燃料室上部の通気孔からまるでコンロのように筋のある高温の炎をあげる様子は美しいです。


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二次燃焼ウッドストーブの種類

Bushbuddy Ultra Stove(ブッシュバディストーブ)

おそらく二次燃焼ウッドストーブの元祖と思われます。

ハンドメイドでひとつひとつ丁寧に溶接して作られ職人技が光ります。

世界的に人気を博しましたが創業者が高齢のため生産ペースが落ちて入手困難となりました。

それから弟子がNomadic Stovesを立ち上げたり、合併してBusshbuddyブランドを引き継いだりと紆余曲折ありますが、オリジナルのBushbuddyを持っている人は家宝にしてください(笑)

Bushbuddy

Solo Stove(ソロストーブ)

構造はBushbuddyと非常によく似ており悪く言えばパ○リですが、溶接なしのワンピース構造で継ぎ目がなく頑丈な作りです。

現状において最も手に入れやすい高品質な二次燃焼ウッドストーブと言えるでしょう。

底がステンレスで覆われているので灰が落ちる心配がなく、灰皿と底に空間があるため熱が伝わりません。


ソロストーブ solo stove

Wild Woodgas Stove Mark IIt(ワイルドストーブ)

ソロストーブと並ぶ二次燃焼ウッドストーブの代表格であり、英国製の実績あるメーカーです。

よくソロストーブの模造品がたくさん出回っているという情報を見かけますが、構造的にはワイルドストーブ型の方が多い印象です。

日本ではあまり見かけませんが、アウトドア・ベース犬山というショップが独占販売契約を結んでいるようです。

マークツーになってから五徳の形状と表面加工が変わりました。

分解してコンパクトに収納できる携帯性はソロストーブを凌ぎます。

アウトドアベース犬山

その他(中華製の模造品など)

Amazonなどで”二次燃焼”と検索して引っかかるのは大半が中華製の安価なウッドストーブです。

価格が2,000円前後のものが多くソロストーブなどに比べ格段に安いです。

もともとウッドストーブ自体がシンプルな構造のため安物でも十分に二次燃焼を体感できます。

ただし細かな仕上がりや使い続けることによる耐久性の差が表れてくるかもしれません。

たかが焚き火するために1万円以上するウッドストーブなんて買えないというニーズに合致する商品だと言えるでしょう。

ウッドストーブ自体にこだわりを持つ人は自然とソロストーブやワイルドストーブに行き着くはずです。

ちなみにソロストーブも中国で製造されているので中華製といえば中華製ですね。

それでも安物に比べれば耐久性や仕上がりもしっかりしており、焚き火をするのが楽しみになるでしょう。


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