古着の価値が高騰!現行品の中に歴史的なエッセンスを加えるとファッションにより深みが出る

ここ数年古着の価格が軒並み上昇しており、古着=リーズナブルというイメージが変わりつつあります。

古着の良さは現行品にはないデザインだったり品質の高さや時代を経てにじみ出るその服にしかない味わいを装いに取り入れられることです。

大量生産されては破棄が繰り返される現行品と比較して、様々な事情で所有者が変わり古着として扱われるようになった服はまるで一点物のようなそれぞれ違った表情を見せてくれます。

どの店舗にも同じ商品がそろっているアパレルチェーンとは違い、その時だけの一期一会の出会いがあります。

トレンドとして90’sリバイバルの潮流は起こりましたが、00’Sリバイバルはそれほど大きな波にはならないのではないかと思います。

なぜなら2000年代ごろからすでに過去の焼きまわしが始まっており、ファッションにおいて1990年代ほどのインパクトは残せていないからです。

カリスマ性のあるファッションリーダ的な存在が消え、SNSの普及によりトレンドの移り変わりが加速して、それぞれが独自路線を突き進むかテンプレコーデをする2極化が進みました。

今は雑誌やテレビより素人のインスタグラマーの方が影響力があったりして、何なら発信者が独自ブランドを立ち上げ直接服が売れる時代です。

制作費がカツカツなのか見る広告と化した媒体が目立ち、そこに得るものはないと察した消費者は自然と離れていきます。

ひとつのジャンルに縛られない現在まで続くミックススタイルが主流になり、あらゆるジャンルの服が混ざり合うなかで古着にも一定の需要が生まれています。

ビッグシルエットやストレッチ素材はネットショッピングが当たり前になった時代においてとても都合が良く、サイズをそれほど気にしなくても対応できてしまう気楽があります。

古着は古ければ何でも良いかと言えばそうでもなく、それなりの品質と不変的なデザインを持ち合わせていなければただのボロ着で終わってしまいます。

まず古着屋に置かれたりフリマで活発に取引されている服はその時点で価値が認めれている証拠です。

雑然と置かれている古着の山でもブランドとしてはそれほど多くはないことがわかります。

よくわからないブランドの服はそもそも品質が悪かったり、デザインもいまいち洗練されていないので価値がつかない場合がほとんどです。

それが例えばラルフローレンともなればどの古着屋でも確実に仕入れますし、品質は申し分なく廃れることのないデザイン性を兼ね備えています。

ボロ着ではなく古着を買うことで良い服を安く身につけることができ、古着の知識を深めることでより日々の生活が楽しくなります。

極端にトレンドに振りすぎた服は価値が付きにくいですし、ストレッチ素材の寿命は短いので古着として残る服は年々減少していくのではないかと思います。

サスティナブルの観点から考えてもブランドが積極的にトレンドを打ち出し大量消費を促す戦略は時代遅れなので、今ある服を大切に着るという古着の特徴は環境にも優しいのです。

古着の価値が高騰しているという事はそれだけ古着に対する関心が集まっている現れなので、90’s以前の古着は価値が下がることなく時代が変わっても取り入れられるでしょう。

もちろん古着を買い漁る人が増えれば増えるほど古着を入手しにくい状態になりますが、それも大きな時代の流れと捉え自分が本当に所有すべき逸品を見つけて長く愛用しましょう。

全身ファストファッションでそろう時代だからこそ、古着を取り入れることでコーデに奥行きができ飽きのこない服装になります。