ECWCS (エクワックス) Gen3 ポーラテックフリースジャケット Gen2からの改良点
以前ECWCS Gen2 (第2世代) ポーラテックフリースジャケットの古着をブラッシングで毛並みを復活させて着ていましたが、アメリカ規格のLサイズはさすがに大きすぎたので、今回新たにGen3 (第3世代)のデッドストック品を入手しました。
新品同様なのですでにモコモコでブラッシングする必要はありません。
Gen2に比べて在庫数も多いのか若干価格も低めなのでポーラテックフリースを低価格で入手するには良い選択かもしれません。
Gen2はブラックが基本色でしたが、Gen3ではフォリッジグリーンとコヨーテの2色があります。
Gen3を忠実に再現したとされる商品 (レプリカ)にはなぜかブラックもありますが、素材がポーラテックフリースではないのでご注意ください。
私は身長が180cmを超えていますがMサイズで丁度よい感じでした。
Gen2は裾にドローコードが付いているので紐を絞ればある程度調整できましたが、Gen3では無くなってしまったので余計に体にフィットするサイズを選んだ方が良さそうです。
裾を絞れると下から冷たい空気が入り込むのを防げるので便利な面もありました。
また脇の部分にあったファスナーで開閉できるベンチレーションも素材の機能性が向上したことで無くなってしまいました。
サイドの切り替え素材はパタゴニアのR2ジャケットを彷彿とさせます。
そもそも湿気がこもりにくい構造ですが、わかりやすいベンチレーションを備えたGen2が好みだった人も多いでしょう。
肩や肘が摩擦に耐えられるよう補強されていたり、胸元のワッペンやネームパッチを貼れるベルクロテープがいかにもミリタリー仕様です。
ファッション性よりも実用性を重視して作られているため、好き嫌いは別れるでしょうが個人的には好みのデザインです。
驚きなのは日光に当てると透けるほどの薄さなのに着るとしっかりと暖かいところです。
非常に通気性が高いので強風に当たると暖かさが失われますが、この風通しの良さによって蒸れるのを防いでいるのでしょう。
ECWCSは気温や天候によって何枚も重ね着して調整するレイヤリングシステムなので、フリースだけで防風から何まですべての機能が備わっているわけではありません。
フリースの上から防風性能の高いアウターを重ね着することでフリースの性能を最大限に発揮させることができます。
Gen2は見るからにタフなフリースという感じでしたが、高機能だけれど薄手のGen3がどのくらい耐久性に優れたフリースなのかは何度も着ていくうちにわかるでしょう。
ECWCS Gen2 ポーラテックフリース 古着を洗濯とブラッシングでお手入れ
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません
この記事のトラックバックURL
新着記事
和蝋燭 (和ろうそく) 風がなくても揺らめく炎は息を吹きかけても消えない程の力強さを持つので野外や防災用にも向いている
Photo by OiMax 電気の明かりに慣れている現代人にとってはロウソクの ...PAX オールウェザーブランケット2 全天候型の名作シートがグレードアップして復活!しかし欠点もあり
オールウェザーブランケットは米軍をはじめ世界中の軍隊で使⽤され、防衛省・地方公共 ...タイガー魔法瓶 魔法のかまどごはん KMD-A100 電気やガスを使わず新聞紙1部で美味しいご飯が炊ける創立100周年記念モデル
1923年に創立されたタイガー魔法瓶が2023年に100周年を迎え、記念モデルと ...物質的幸福よりも精神的幸福を優先する時代に移り変わろうとしている
日本は戦後70年以上が経ち高度経済成長を経て物質的に豊かな国になりましたが、人々 ...オールドユニクロに価値はあるのか?昔のファストファッションが古着として再評価される
ユニクロは今や誰でも一着は持っているであろう日本を代表するアパレルブランドですが ...ピックアップ記事
カテゴリー
このブログを購読