ナミブ砂漠のライブカメラ配信で水飲み場に集まるキリンやダチョウなどのレア動物に夢中になる人々

2021年の12月ごろから突如話題となっているのがナミブ砂漠のライブカメラ配信です。

YouTubeで24時間垂れ流し配信されており、まわりは木がほとんど生えず太陽が照りつける環境なので、水を求めて様々な野生動物がやってきます。

ナミブ砂漠はアフリカ南西部にあるナミビア共和国にあり、乾燥した大地ながら野生動物の宝庫となっています。

注目が集まるきっかけとなったのがおそらくこちらのツイートです。

日本とナミビアの時差が8時間ほどなので夕方以降に見るといい感じに日中の水場を観察することができます。

もちろん野生動物の行動は気まぐれなので水飲み場に何も映らないことも多いですが、いつの間にかプロ監視員によるレア動物のランク付けがされたりして盛り上がっています。

オリックスは頭数が多いのか群れでよく見かけますが、チーターやキリンなどを見かけたら相当ラッキーだと思います。

遠く離れた異国の地にある水飲み場の何気ない映像をいつでも見ることが可能になったのは凄い時代です。

なぜナミブ砂漠のライブカメラ配信はこれほどまでに視聴者を引きつけるのか分析すると、野生動物のほどよい出現率にあると思います。

滅多に動物が現れないと寂しいしそういう意味でオリックスは良い役目を果たしています。

かといって常に同じ動物ばかりが映るのもマンネリ化するので、たまにレア動物という当たりが必要です。

このくじ引き感覚で何が映っているか想像できない丁度よいバランスが何度も見に来てしまう中毒性に繋がっています。

野生動物の姿だけでなく風の音や鳥の鳴き声などリアルな環境音まで感じることができ、慌ただしいテレビや動画を見るよりもリラックスできます。

水飲み場は人の手でしっかりと管理されているので、たまに人や自動車が映り込むことがあります。

企画や予定調和のない大自然の営みを映像で配信し続けることで、野生動物や環境保護に関心が向けばそれは素晴らしい変化です。

世界

Posted by Coro