鍵型マルチツール (キーツール) そっと鍵束に忍ばせてどこへでも持ち歩きたくなるアイテム
マルチツールを携帯するといざという場面で役に立つことがありますが、普段からいかにもマルチツールという形状の製品を持ち歩くのに抵抗がある人も多いです。
そこで誰が持ち歩いても違和感のない金属製の持ち物として鍵が該当しますが、鍵に似せたデザインで鍵束といっしょに持ち歩けばさほど違和感を感じない鍵型マルチツール (キーツール)というものが存在します。
鍵型マルチツールの判断基準として空港での手荷物検査を通過できるかは重要な要素だと思います。
今はセキュリティがたいへん厳しくなり、ビクトリノックスの小指ほどのマルチツールでも没収されるそうなので注意が必要です。
例え鍵型マルチツールであっても運が悪いと目を付けられ没収されるので、確実に機内に持ち込める保証はできません。
日本ではこうした道具をあまり目立たせない方が無駄なトラブルに巻き込まれずに済むので、最低限の機能でも何とかして持ち歩きたい人には最適です。
いくつか代表的な製品を紹介していき、それぞれの特徴を踏まえて自分に合った製品を見つけましょう。
目次
鍵型マルチツール (キーツール)の種類
SWISS-TECH (スイステック) ユーティリキー
鍵型マルチツールの元祖なのか最も有名なのがこの製品でしょう。
一見すると鍵にしか見えませんが、実は開閉することで6種類の機能が使える小型のマルチツールです。
残念なのがユーティリキーの偽物が市場に多く出回っており、もちろん本物とはまったく品質が劣るのでそれを元に低評価を付けている人が多いです。
本物と偽物の違いを丁寧に解説しているサイトを見つけたのでぜひ参考にしてください。
本物を20年以上使っている方の記事だけにユーティリキーへの愛情が伝わってきます。
Swiss-Tech Utili-Key|スイステック・ユーティリティーキーの本物と偽物の見分け方
↓数少ない本物を販売していると思われるお店を発見しました。
SWISS+TECH キーリングツールセット 6-in-1 Utili-Key Key Ring Tool Set ユーティリキー
NITEIZE (ナイトアイズ) ドゥーヒッキー クイックキー
コンパクトライトやカラビナなどで知られるナイトアイズが開発したドゥーヒッキーシリーズなかでも鍵っぽい見た目なのがこちら。
栓抜き・ボックスカッター・マイナスドライバーと機能は控えめながら接合部が無いので耐久性は高そうです。
持ち手がスカルのデザインになっているスカルキーもありますが、1グラムほど重量が増しているようです。
NITEIZE (ナイトアイズ) ドゥーヒッキークイックキー シルバー KMTQK-11-R3 (日本正規品)
HIGHMOUNT (ハイマウント) TRUE UTILITY キーツール
鍵を包み込むような構造で圧倒的な薄さを実現した面白い製品です。
ただし金属を薄くして極限までコンパクトを追求しているので、道具としての使い勝手はそれほど良くないかもしれません。
ハイマウント (HIGHMOUNT) TRUE UTILITY キーツール 14571
ツカダ Key-Quest
刃物で有名な岐阜県関市で伝統的な技術により作られたキーツールなので品質はお墨付き。
欠点はノコギリのようなギザギザ部分がむき出しの状態なので、栓抜きなどを使う際に力を入れて握ると指に食い込んで痛いそうです。
見た目も今までの製品よりゴツいので鍵型に含めるべきかは微妙なところです。
まとめ
鍵型マルチツールは種類がありそうで手軽に入手できるものは意外と少ないことがわかりました。
需要がありそうなのでもっと種類が豊富になればよいですが、海外では普通に小型ナイフや十徳ナイフを持ち歩ける国が多いため、鍵型にする必要性がそれほど無いのかもしれません。
本格的なマルチツールを持ち歩くほどではないけれど、邪魔にならない程度に鍵といっしょに携帯できるキーツールは、どこか日本向きというか控えめだけれど所有欲を満たせるアイテムだと思います。
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