マスク不足で花粉症シーズンをどう乗り切るか?新型コロナウイルスやインフルエンザで品薄状態
目次
マスクが品薄状態
新型コロナウイルスやインフルエンザが猛威を振るう中マスクが品薄状態になっており、転売ヤーが大量に買い占めてネットで高値で売り捌いています。
ダイソーのマスクが3,000円以上で転売されているのは正気の沙汰ではないです。
ゲーム機やブランド物ならまだしもマスクは生命に関わるので、転売対象として扱うのはなるべく控えてほしいです。
近所のドラッグストアにも早朝からマスクを買うために行列ができるという情報もあり、それだけマスクの需要が高まっていることを実感します。
新型コロナウイルスやインフルエンザはたしかに驚異ですが、花粉症の立場からするとこれから春にかけて発生する花粉を防ぐことの方が重大です。
ウイルスはマスクをする程度ではすり抜けてくるので、自分が感染した場合における咳やくしゃみの飛沫を抑える役目が主になります。
ただしほとんどの場合は相手からウイルスを移される可能性の方が高いので、マスクを付けていれば安心というわけではありません。
無闇なマスク購入は控える
私は幸い通勤ラッシュで満員電車に乗らないで生活できるので、自らがスプレッダーとなりウイルスをばら撒く可能性は極めて低いです。
もし満員電車の社内でマスクを付けていない人が咳き込んでいたら、すぐさま別の車両に移動したくなりますがすし詰め状態では難しいでしょう。
N95マスクのような本格的なマスクならまだしも普通のマスクでは感染リスクにそれほど差がありません。
サージカルマスクというのもありますが、あれも感染者の飛沫が大気中に拡がるのを防ぐ能力が高いだけなので、予防として付けるにはあまり適していません。
外から内を守るN95マスクと内から外を守るサージカルマスクではまったく別物と考えてください。
N95マスクも必ずフィットするわけではなく自分に合ったマスクを探す必要があり、気密性が高いので呼吸しづらく長時間の着用には適しません。
一般人がマスクを大量に買い占めることによって医療従事者や感染者など、本当に優先すべき人へ行き渡らないのが最もリスクです。
健康な人がウイルス対策として普通のマスクをしてもほとんど無意味という事です。
花粉症シーズンをどう生き抜くか
私は花粉症なので毎年春になると外出する時はマスクを付けて過ごします。
今はマスクなら何でもよいとばかりに花粉対策用マスクまで売り切れており、簡単には手に入らなくなりました。
自宅には30枚入りの小箱がひとつあるだけなので、数ヶ月におよぶ花粉症シーズンを前に少々不安な日々を送っています。
最近では花粉に加えて黄砂やPM2.5などの飛散も問題となっており、春の風のある日は埃っぽくなる印象を受けます。
花粉対策マスクが手に入らない状態で花粉症シーズンを迎えた時の対処法をいくつか紹介します。
マスクを自作する
身の回りにある布やガーゼを加工してマスクを自作する方法があります。
市販のマスクより花粉のカット率は落ちそうですが、比較的安く作れて商品として売ることもできます。
ハンドメイドマスクを買う
メルカリなどで売っている手作りのマスクを購入すればすぐに使えるので便利です。
布製であれば洗って繰り返し使えるので、花粉症対策としては十分に活躍してくれるでしょう。
市販の布マスクを買う
市販でも布マスクが売られており、使い捨てマスクが品切れでも以外と残っていることがあります。
誰が作ったかわからない手作りものよりも衛生面で安心できます。
使い捨てマスクを洗って使う
これはあまり推奨しませんが、今ある使い捨てマスクが残り少なくなったら消費を抑えるために洗って使う方法もあります。
洗濯ネットに入れて摩擦を少なくしながら優しく洗えば数回の洗濯なら持ちこたえるでしょう。
花粉対策マスクを高値で買う
どうしても今まで使っていたマスクが欲しいなら、転売ヤーが釣り上げた値段で花粉対策マスクを買うしかありません。
花粉をしっかりと防いでくれるので、花粉症シーズンの不快感を少しでも減らしたければお金で解決しましょう。
まとめ
新型コロナウイルスにより高まった衛生意識により、季節性インフルエンザの流行に歯止めがかかっているという朗報もあります。
やはりマスク以上に手洗い・うがい・顔をなるべく触らないという衛生の基本を守ることが予防策として優れているようです。
もし自分が感染してもワクチンが開発されない限りは自己免疫力で治すしかないので、常に体調を整えておくことも大切です。
中国の各都市のように道路が封鎖されたら外出すらまともにできない過酷なサバイバルになるので、ついマスクを必要以上に買い占めたくなりますが、そこは冷静に判断して行動しましょう。
いざという時に引きこもれるだけの経済力や本業以外のキャッシュフロー・食料の備蓄など、パンデミックに対する備えを改めて考えさせられる実践的な機会となりました。
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