GEX クリアLED リーフグロー ボトルアクアリウムに最適な植物・水草育成LEDライト
先日ミスト式でボトルアクアリウムを立ち上げた記事を書きましたが、ニューラージパールグラスを小分けにしていろいろなボトルへ入れて育てています。
その中で一番大きいボトルは4リットルほどあるのですが、このサイズになると窓の縁に置くことができません。
あまり光が当たらない状態でもしっかりと匍匐しながらジワジワと範囲を拡大するニューラージパールグラスは優秀です。
暖かくになるにつれ太陽の位置も高くなるので、窓から差し込む光の量も減って明らかに光量不足です。
その光量不足を補うためにGEX (ジェックス) クリアLED リーフグローという観葉植物や水草を育てるのに最適なLEDライトを買いました。
ボトルアクアリウムを意識した照明というのはそれほど多くはありませんが、そこへいち早く目を向けたアクアリウムメーカーがGEXです。
GEXの商品は他のアクアリウムメーカーに比べて安価な商品展開をしており、品質の面では一歩劣るようなイメージですが、なかには非常にコスパが良く品質も悪くない製品もあります。
高額なアクアリウム製品の敷居を下げて誰にでも楽しめる趣味へと導いたのがGEXの功績だと思います。
ボトルアクアリウムにおいて唯一お金をかけるべきなのが照明であり、それ以外はそれほどコストがかからずに始めることができます。
欲を言えばヒーターもあると便利ですが必須というわけではなく、設備を追加すればするほどボトルアクアリウムの意義が薄れていきます。
照明も日光に頼ってしまえばLEDライトすら必要なくなりますが、季節や天気によって得られる光量にばらつきが出るので年中安定した光量を確保するにはLEDライトに頼らざるを得ません。
リーフグローとよく比較されるのが2017年に発売されたGENTOS (ジェントス) そだつライトです。
ジェントスはフラッシュライトなどで実績のあるメーカーですが、アクアリウム用品にも参入してきました。
その後2018年にリーフグローが販売されそだつライトの模倣と言われることもありますが、開発自体はそだつライトが世に出る前から進められていたようです。
双方で一番大きな違いはそだつライトがライト向きが固定なのに対して、リーフグローはフレキシブルアームで自由に角度を変えられることです。
そだつライトは真下にしか光を当てられませんが、リーフグローならある程度横幅のある水槽でも斜めから照らすような使い方ができます。
またライト部分に笠がなくコンパクトなデザインなので、今回のような高さのあるボトルにもギリギリ設置できました。
パッケージのボトルは背が低いためアームをS字に折り曲げていますが、最大限に高さを出すためこのような組み方にしました。
ヘッドとアームがアルミ製で見栄えが良いですが、スタンドとアームを固定する部分がおもいっきりプラスチックなのでそこが残念です。
当然ながら多くのボトルアクアリストが愛用しており、様々なボトルでレイアウトを楽しんでいます。
ボトルアクアリウムは水量が少ないので簡単そうに見えて繊細な状況判断が必要です。
ただ入れる生体や水草によって難易度が違いますし、限られた小さな空間を管理するので隅々まで目が行き届きやすいというメリットがあります。
水槽を置くことが難しい家庭でも数リットルのボトルでアクアリウムを楽しめます。
それによりアクアリウムの敷居がグンと下がり、市場の活性化にも繋がるのでアクアリウムメーカーは今後もこの分野に力を注いでほしいです。
リーフグローの小売価格は6,000円と少々割高感がありますが、発売してからしばらく時間が経ち値段もこなれてきました。
それでもGEX クリアLED パワーIII 300 (30cm水槽用LEDライト)の方が安かったりするので、見栄えを気にせず複数のボトルを管理したいならフラットなライトでボトルを並べて管理する方がコスパは良さそうです。
もしボトルひとつでしっかり植物が育ちインテリア性まで求めるならリーフグローは理にかなった製品だと言えるでしょう。
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