新型コロナウイルスのパンデミックを乗り切る方法

2020年3月25日

情報過多に疲弊する人々

ここ最近ニュースで取り上げられない日がないほど新型コロナウイルスの驚異が伝えられています。

世界的に見れば欧米を中心に感染者が爆発的に増えましたが、日本では表向きには感染の封じ込めに成功しています。

この何とも言えない状況で気のゆるみが出て、花見や格闘技観戦をする人たちがバッシングされています。

経済活動を自粛する基準が政府や企業や個人によってあいまいなので、過剰に自己防衛する人とまったく気にしない人との間では相当な意識のずれがあります。

ネット時代におけるパンデミックはそれ以前の時代に比べて圧倒的な情報量を浴びながら生活するので、どれが正しい情報なのか精査できないまま不安が増幅します。

従来のテレビや新聞だけでなくネットで世界中の情報が瞬時に伝わり、それを個人がSNSで拡散するので例えそれが誤った情報でも真実として受け取ります。

ウイルスの伝染とは別に情報の伝染によって人々が苦しめられるというのが現代に起こるパンデミックの特徴でしょう。

身の回りで新型コロナウイルスに感染したという噂がなく、自分の家族や知人もそれらしき症状がないので、出かけたくなる気持ちも理解できます。

スペイン風邪においては一度沈静化してからの第二波で致死率が10倍にも上昇したという歴史があります。

風邪が何度もぶり返すように封じ込めたと思われた国で再び増加に転じることも実際に起こります。

ウイルスというのは人間らしく行動しようとすると感染しやすくなる、人間の心理に付け込んだ実に厄介な存在です。

許容する以外に選択肢なし

おそらく新型コロナウイルスが短期間に綺麗サッパリ消え去ることはないので、季節性インフルエンザのように一定の被害を許容することになりそうです。

初期に各国が協力して徹底した封じ込めを行わなかったので、そこを過ぎたら後は許容して受け入れるしかありません。

これからは日本で毎年3000人以上の人が亡くなる季節性インフルエンザに加えて新型コロナウイルスも意識しなければなりません。

ワクチンがないので重症化すれば治療が難しくなりますが、普通の風邪も甘く見ていると肺炎になるので基本的な心構えは同じです。

インフルエンザとの大きな違いは無症状でも感染源となるので、日本特有の風邪程度では休めず無理して出勤するような風潮が今後改善されていけば良いと思います。

日常生活を取り戻すためには人口密度の低い屋外は感染率が極めて低いと割り切って、公園や河川敷などで子供を遊ばせるのは許容すべきだと思います。

移動手段も自家用車や自転車であればそこまで臆病になる必要はありません。

春から夏に向けて紫外線が強くなればより安心して過ごせるようになるでしょう。

バッシング例だと人の少ない場所で少人数の花見はOKで、満員御礼の客席で格闘技観戦するのはNGと判断します。

人口密度の高い室内はなるべく感染拡大を防ぎつつも、最終的には感染を許容するしか選択肢がなさそうです。

中途半端に自粛を促しても経済的にじわじわ追い込まれますし、完全に規制すればもちろん詰みます。

日本の開き直り戦法は経済を支えるため、できる限り感染を許容しようとした成れの果てです。

不運にも増税やオリンピックとタイミングが合わさり、切れるカードがほとんどない茨の道を歩んでいます。

減税するにしても下手に効き目があると減税の印象が良くなるので政府には都合が悪く、今になって増税したことを死ぬほど後悔しているでしょう。

これからは新型コロナウイルスと共存する社会に身を置くことになるので、今まで以上に肺炎に気をつける必要があります。

気をつけるといっても基本は手洗い・うがい・睡眠・食事をしっかりと行うことに尽きるので、何か特別なことを始めなくても大丈夫です。

ただし感染を許容せず経済的な崩壊が起これば、生活がどれほど激変するかは未知数なので、それが一番の悩みどころです。

経済が行き詰まるなかで今回のパンデミックが発生し、もしこれまで無理して支えてきたシステムが一気に崩れ去ると果たしてどんな世界が待ち受けているでしょうか。

ただひとつ言えるのは我々一人ひとりの心や肉体は正常であり、大地や海も変わらずあり続けるので希望を失ってはいけないということです。