キューバの大規模停電が頻発する状況は日本の将来を暗示している

キューバの大規模停電によってキューバ全土が暗闇に包まれるという異常事態。
原因はキューバの首都ハバナ郊外の変電所に不具合が発生したことによるものだそうです。
キューバは近年大規模停電が頻発しており、インフラの老朽化、ハリケーンなどの自然災害、燃料の不足、電力需要の増加などが主な要因となっています。
これらは日本が抱えている問題と照らし合わせても酷似しており、決して遠い国の出来事と片付けてしまえるものではありません。
埼玉県八潮市道路陥没事故によってインフラの老朽化とそれを取り巻く問題が明るみになりましたし、地理的にハリケーンの代わりに台風が毎年発生することは確定しています。
また物価高騰によって燃料費が上がり十分な燃料を輸入できなくなる可能性もあります。電力需要もテクノロジーの進歩と共に増加傾向です。
停電は電力の供給が停止するだけでなく、飲み水等を汲み上げるモーターが動作しなくなるので水不足にも陥ります。
日本は停電したとしてもすぐに復旧しますが、インフラを整備する人員が減れば復旧作業が遅れて停電が長引くかもしれません。
これまでは電気や水道が当たり前のように安定供給されてきましたが、日本でも自然災害の被災地で過ごした経験がある人は公共インフラのありがたみが身に沁みているでしょう。
キューバと同じく日本も島国であり、陸路がないのでただでさえ輸送コストが多くかかります。
そして国内が混乱状態になっても容易に他国へ逃げることはできません。
おまけに防災意識の低い国なので、基本的には自己防衛しながら何とか生き延びる方法を考えましょう。
キューバは自国だけの問題ではなく、アメリカという大国からの経済制裁が影響を及ぼしています。
日本も中国やロシアといった近隣の大国からの影響をもろに食らう可能性があるので、そういった面でも似ています。
もちろんアメリカとの日米同盟もあるのでアメリカからの圧力も感じながら日々生活しています。
日本はキューバよりも年間の寒暖差が激しいので、公共インフラが機能しなくなった時の混乱はより大きなものになるでしょう。
真夏や真冬に電気と水道が長期間止まることを想像するだけで背筋が凍ります。
お年寄りが増える一方な日本ではただ生きるだけでも若者に比べて大変です。
我々が電気に依存した生活を続けている限りは、常に公共インフラの停止によって大きな混乱を招くリスクが存在するということです。
公共インフラがすべて停止した場合を想定して、必要なものを準備しておくことが我々にできる唯一の方法だと思います。










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