イワタニ ジュニアコンパクトバーナーとFORE WINDS マイクロキャンプストーブの違い

アウトドアにおけるガスバーナーとしてはOD缶を使ったシングルバーナーが主流ですが、一部CB缶 (カセットボンベ) に接続して使える製品もあります。
カセットボンベは欧米ではあまり使われていないので、カセットボンベ用のシングルバーナーを製造しているのも国内メーカーに絞られます。
イワタニ (岩谷産業) とSOTO (新富士バーナー) が2大メーカーとして存在しますが、特にイワタニは家庭用のカセットコンロも製造しているので馴染みがあります。
OD缶はアウトドアショップやホームセンターでなければあまり見かけませんが、それに比べてCB缶はコンビニや100円ショップなどでも売られているため燃料の入手が容易です。
イワタニ ジュニアコンパクトバーナーはシングルバーナーの定番として長年売れ続けているロングセラー商品で価格も安く、何度もマイナーチェンジが行われており製品として安定しています。
SOTOはアウトドア向けに開発しているので価格も全体的に高めで、屋外でも安定した火力を維持できるような構造になっています。
FORE WINDS マイクロキャンプストーブはイワタニのアウトドアブランドであるFORE WINDSから発売され、重量186グラムにまで軽量化されたことでより携帯性がアップしました。
ジュニアコンパクトバーナーも274グラムと十分に軽量ですが、マイクロキャンプストーブの登場によって新たな時代に突入しました。
国内のカセットボンベ普及率とコンビニの店舗数を考慮すると、燃料を現地調達すればカセットボンベ分の重量とスペースが空くのでバーナー単体だけでない恩恵があります。
長期で野宿しながら転々と旅をする場合にはOD缶よりもCB缶を燃料とする方が安心であり、燃料切れで焦ることもないでしょう。
あえてブランドを分けたことでジュニアコンパクトバーナーの後継機としてではなく、新たな選択肢として商品ラインアップに厚みをもたせたのではないかと思います。
バックパックに入るほどコンパクトで使い勝手のよいカセットボンベが使えるので防災グッズとしても優秀です。
ガソリンバーナーも燃料を入手しやすいですが、燃料の保管に気を使いますし音がうるさく火力調整がしにくいので防災グッズとしては劣ります。
マイクロキャンプストーブはジュニアコンパクトバーナーよりも価格が2倍弱するので、重量とコンパクトさに価値を見いだせる人が選ぶべき商品だと思います。
オートキャンプでは多少の重量差は気になりませんが、自分でバックパックを担いて登山するような状況では100グラムほどの差が効いてきます。
高山や寒冷期での使用を考えるとOD缶の方が優れていますが、そこまで過酷な環境でなければCB缶で十分使えて経済的なのでひとつ持っておくと役立ちます。
マイクロキャンプストーブは一時5,000円台まで価格が下がったので、価格が熟れてくるとかなり魅力的な商品です。
軽さにおいては今のところSOTOでも太刀打ちできない状態なので、イワタニとしてかなり攻めた商品であることは確かです。
安定のジュニアコンパクトバーナーと革新のマイクロキャンプストーブの二段構えになったイワタニは今後もCB缶シングルバーナーを牽引していくでしょう。










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