カセットガスボンベ (CB缶) 連結アダプター 発電機・ガスストーブ・カセットコンロなどの連続使用時間UP
カセットガスボンベ (CB缶) は家庭で使うのはもちろんアウトドアや防災用としても使い勝手が良くどこでも手に入るのがメリットです。
世の中にはカセットボンベの利便性を活かした製品があり、どの家庭にもあるようなカセットコンロからカセットガスで動く発電機やガスストーブなど様々です。
しかしアウトドア用に開発されたOD缶に比べると低気温に弱く火力が安定しないことがあります。
またOD缶のように大容量ボンベはなく一般的に250gの容量しか販売されていません。
そんな単品での容量不足を解消することができるのがカセットガスボンベ用の連結アダプターです。
カセットガスを3本連結すれば単純に使用時間が3倍になり、6本連結すればさらにその倍の稼働時間になります。
使用時間が伸びれば使用途中でガスが切れていちいちカセット交換する手間が省けるので、カセット交換をあまり意識せずに使い続けることができます。
ガスの消費構造も1本が空になってから次の缶を消費するのではなく、3本なら3本同時に消費するのでそれだけ圧力も高まり、OB缶に劣らない火力と安定性が得られます。
構造的にCB缶がむき出しの状態なので熱をボンベに伝えるヒートパネルを備えた製品ではその恩恵を受けられず、通常仕様よりも低気温で使えない場合があるようです。
連結アダプターに接続するCB缶は必ずしも新品の3本である必要はなく1本や2本でも使えますし、中途半端に半分くらい使用したCB缶もまとめて一度に処理できるので、CB缶の管理が圧倒的に楽になります。
CB缶の中身を移動させて再充填するアダプターもありますが、いちいち詰め替えする行為が面倒だったりそれなりに危険を伴うので、中身はそのままで綺麗に処理できるのが魅力です。
野外でがっつりカセットガス機器を使おうとするとOD缶ですら物足りなく感じることが多いですが、CB缶をいくつも連結するという画期的なアイデアのおかげで、使い方によってはOD缶を凌ぐほどのパフォーマンスを発揮してくれます。
イワタニなど古くから信頼の置ける製品を製造販売している企業ではなく、歴史の浅いメーカーが多いので品質の面では不安があります。
ガス漏れが起これば最悪火事になる危険性があるので、少しでも異常を感じたら使用を中断しましょう。
アウトドアや災害時など電気の使えない環境において、保管しやすいCB缶は使い勝手のよい燃料であり、多少パワー不足なデメリット抱えつつもそれを補ってくれる連結アダプターのおかげで活躍の幅が広がりました。
普段からカセットガスをよく使う人ほど連結アダプターの有用性を強く感じることができるでしょう。
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