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主食の備蓄は玄米やパスタなど食物繊維を意識して選んだ方が栄養バランスが良い

食料備蓄のメインとなる主食に何を選ぶかは人それぞれ好みが出てきますが、さらにその中で何を主軸に置くかによって栄養バランスの面で差が出てきます。

白米やうどんや素麺など精製度の高い食品は食べやすくて美味しいですが、そればかり食べてしまうと栄養が偏りがちになります。

非常時にはたんぱく質ビタミンミネラル食物繊維の不足が目立つという報告があり、特に食物繊維は豆類や青菜など野菜に多く含まれているので、手に入りにくい状態になりやすいです。

玄米やパスタや蕎麦などは食物繊維が割りと多く含まれているので、あまり多くの品目を接種できない非常時においては優秀な主食と言えるでしょう。

蕎麦は他と比べて割高なのであくまでバリエーションとして取り入れる程度になるかと思います。

値段の安さや食べ合わせや調理の自由度で考えるとやはり玄米とパスタが抜きん出ています。

もし精製度の高い白い炭水化物をメインで備蓄するなら、食物繊維を他で補えるように調整してください。

玄米はパスタよりも調理のしやすさで劣りますが、炒り玄米にすれば水をあまり使わず調理できるので最低限食べるのに炊飯すら必要ありません。

真空パックで売られている商品であれば保管場所の湿気や気温にあまり気を使わなくても長期備蓄できるので安心です。

パスタはやはりスパゲッティを代表とする麺状のロングパスタがデッドスペースが少なく備蓄しやすいです。

こちらも多いものですと5キログラム単位で販売されているので、一食100グラム計算で50食分もの食料になります。

パスタと合わせるパスタソースも缶詰の商品が豊富にあり、いろいろな種類を備蓄しておけば味変しながら飽きずに食べられます。

市販のパスタの中でも美味しくて人気があるBARILLA (バリラ) No.5 スパゲッティで一食約40円という安さです。

5キロで2000円を切る玄米でも一食分が150グラムほどなので約50円ほどになるでしょう。

10キロ以上の玄米パックを安く買えればパスタと同等かそれ以下になるかもしれませんが、5キロ単位が何かと扱いやすく一番主流になっている感じです。

とにかく安くて栄養のある主食を備蓄するならパスタで良さそうです。

白米に対して玄米があるようにパスタにも全粒粉パスタがありますが、種類が少ないのと価格が割高なので大量にストックしておくには不向きです。

非常時においても排便は健康のバロメーターなので腸内環境の乱れは健康維持に悪影響を及ぼします。

ただでさえ水分摂取を控えることで震災便秘が発生したという報告があるので、さらに食物繊維まで不足すると余計に便秘が悪化します。

賞味期限が長いのでローリングストック法でも無理なく備蓄できて、いざ非常時になってもすぐに飢える心配がないので精神的に余裕が生まれます。

普段から玄米食は辛いという人でもパスタであれば抵抗なく食べ続けられるはずなのでパスタは本当に優秀です。

避難生活の長期化を想定するのであれば、玄米とパスタだけでなく様々な種類の主食を用意しておく方がストレス低減に繋がります。

食料備蓄のなかでも特に多くの面積を占める主食について、白い炭水化物よりもなるべく色の付いた炭水化物を選びましょうという結論に至りました。

防災・備蓄

Posted by Coro