Kururin (クルリン) 転がすだけで面白いシンプルな木のおもちゃ・スキルトイとしても優秀
Kururin (クルリン)とは埼玉県飯能市で木のおもちゃの開発・販売をしている無垢工房 (MUKU-studio)が製品化した商品で、約9cmの木の棒の側面が若干湾曲しており、指で押して転がすとまるで電池で動いているかのようにクルクルと回転する木のおもちゃです。
当初は乳幼児向けに作られた玩具だと思われますが、シンプルだけれどやり込むと様々なトリックが出せるということで、新感覚なスキルトイとしても注目されています。
最近のリニューアルによって上部と下部にシリコーン樹脂が貼られ滑りにくいよう改良されました。
素材は丈夫なカエデが使われており、自然素材なので赤ちゃんが舐めても大丈夫な優しいおもちゃです。
それにけん玉を世界展開させたKendama USAやSweets Kendamasなどが目をつけて、Kururinやその類似品を販売するまでになりました。
特徴は何と言っても遊び方が簡単で誰でもすぐに理解できることです。
ひとりで黙々と遊んでも楽しいですが、仲間とコミュニケーションを取りながら遊ぶとさらに盛り上がるでしょう。
ひとつ欠点としては転がした時にそれなりの音が出るので、あまり音を出してはいけない場所で遊ぶのは控えましょう。
できれば素材を変えて音が出にくい消音タイプもぜひ作ってもらいたいです。
硬いテーブルや床などで転がすのが一番反発力が高くて遊びやすいのですが、毛足の短い絨毯でも一応遊べなくはないです。
反発力の高さ=音の大きさと考えるとわかりやすいと思います。
最初はクルリンを転がすことすらままならない状態ですが、10分ほど遊ぶと徐々にコツをつかんで一気に面白くなります。
正直ハンドスピナーのようなFidget Toys (フィジェットトイ)はあまり面白味は無いのですが、クルリンに関してはスキルトイだけにやり込むほど楽しくなり、片手で転がす分にはFidget Toys的な要素も含んでいると感じました。
私は昔からこうしたシンプルでアナログな暇つぶしアイテムには目がないのですが、その中でもひとつの完成型と呼べるのではないでしょうか。
目次
売っている場所
東急ハンズ
Kururin (クルリン)東急ハンズ販売開始のお知らせ | 株式会社コンセル (ページが削除されました)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません
この記事のトラックバックURL
新着記事
パックラフトはバックパックで持ち運べるほど軽量コンパクトな水上移動手段
人ひとりが背負えるだけの荷物で行く旅や冒険にはロマンがありますが、海や川の上を移 ...徳島県上勝町で最低限の電気製品と薪を使って穏やかに暮らす男性
心地よい生活 私たちが心地よく生活するためには何が必要でしょうか? 最新の電化製 ...何でもすぐに手に入る生活は退屈で虚しい?テクノロジーがないと何もできない現代人
我々は物心ついた時から物に囲まれて暮らしており、欲しいものがあればお金を払って買 ...令和の米騒動!一部地域で米不足に陥りスーパーから在庫が消えた?当たり前が当たり前じゃなくなる時代
2024年は日本人の主食であるお米が手に入りにくい状況になり、令和の米騒動とメデ ...ニチネンのジェル状パック燃料はコンパクトに収納できて自動炊飯もいけるお手軽な熱源
人が生活するうえで熱源があるかどうかで生存難易度が変わってきます。 水を煮沸消毒 ...ピックアップ記事
カテゴリー
このブログを購読