イギリス軍の使いやすい放出品パンツが安定供給された今年はWAIPERで売れまくったらしい

ミリタリー放出品は年々希少価値が高まり米軍を中心に価格が高騰しています。

近年はユーロミリタリーにも注目が集まり特にフランス軍の放出品が軒並み値上がりしています。

スタンダードな米軍やトレンド感のあるフランス軍でさらに状態の良いものになると一昔前には想像もしなかった値段で売られています。

そんな中まだそれほど影響を受けていないのがイギリス軍で、国内最大級の放出品を輸入販売するミリタリーショップWAIPER (ワイパー) で2021年に売れまくったのがイギリス陸軍のドレスパンツです。

さらにライトウェイトファティーグパンツ (ベイカーパンツ) とイギリス海軍のカーゴパンツを含めた3種類のパンツが普段着として使い勝手がよく人気があります。

チノパンやジーンズは誰しも持っている定番アイテムですが、シンプルだけれど細部にギミックの利いたパンツを1本加えるだけで着こなしに幅が出ます。

米軍のパンツはシルエットが太めで野暮ったさがありますが、イギリス軍のパンツはどれもシルエットが美しくシュッとした印象です。

また3種類ともアジャスター付きなので体型の変化にある程度対応できるところも非常に便利です。

フランス軍の柔らかな印象と比べると英国の伝統を感じるカチッとしたデザインでジャケットと合わせても相性が良いでしょう。

価格は今のところどれも5,6千円で買えるものばかりなので、それだけ安定した供給が維持されているということです。

ドレスパンツのブラウン、ベイカーパンツのカーキ、カーゴパンツのネイビーとベーシックかつ色味も被らないので3本あればワードローブが充実します。

何より商品として作られたものではないので素材や品質に妥協がなく、イギリス軍の厳しい基準を満たしている実用パンツだと言えます。

それほど厚手の生地ではないため春から秋にかけての温かいシーズンに活躍するパンツでしょう。

米軍のミリタリーアイテムは弾数が多くすでに広く浸透しているため、同じものを着ている人を見かける確率が高いですが、ユーロミリタリーはまだまだ知名度が低いので被ることが少ないです。

近年よく目にするサステナブル=持続可能についても新たに服を作るのではなく、すでに存在する服を大切に着ることが最も環境に優しいので、ただでさえ丈夫なミリタリーアイテムを長く着続けることは理にかなっています。

米軍やフランス軍の状態の良いパンツを探しているけどなかなか見つからないとお悩みの人は、イギリス軍のパンツを探せば比較的安く美品からデッドストックまで選べるので満足度が高いと思います。

【2021年を振り返り】WAIPER各店長が語る | 今年売れたミリタリーアイテムを紹介します!